RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

稲庭うどん 天茶屋 七蔵@新橋 2021年12月20日(月)

稲庭うどん」を《つけ麺》風に食べさせる店があると聞いた。
しかも「ミニ丼」とのセットで、かなりお値打ちだと言う。

普段の自分の流儀からは外れるけど、
オトクという単語には全く耐性が無い。


標題店は【新橋駅前ビル1号館 2階】。
エスカレーターで上がって直ぐの左手。

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店内はかなりの大箱でテーブルが多数。

11:15の入店で先客は既に十以上。
その後の来客も引きも切らない。


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入り口左手のカウンターでメニューを伝えて先払い。

食したのは、
稲庭うどん 七蔵特製スープつけ麺+ミニ丼ぶりの小セット。
値段は1,250円。

ミニ丼ぶりは《まぐろづけ丼》を選択。

麺量は300gの表示だが、たぶん
茹で後だよね。


案内された席に着いてから、
ものの30秒ほどでオーダーの品が供される。

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超速だぁ。
おそらく客足が読めているので、
見計らいでばんばん麺を茹で上げているのだろう。


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饂飩は平笊に綺麗に盛られている。

中、ストレートで極薄。
一本の幅はそこそこ不揃いだったりする。

透明感があり絹肌でつるっつるのやんわりとした口当たり。
喉越しも素晴らしく滑らかで心地良い。

量は乾麺だと150gくらいかな。


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つけ汁の表面にはたっぷりの葱となめこ
味は胡麻を出汁で割ったもので、
香りも良いし旨味も強め。

さらりとしているのに麺への絡みも十分で、
割り湯はポットに入り置かれているけれど、
薄めずにそのまま完飲してしまう。


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「ミニ」と冠されている丼だが、
いやいや、ご飯茶碗に一膳以上の量は優にある。

鮪も面積は花札大、厚みも7㎜ほどはある。
部位も中トロに近く脂が乗り、
口の中で心地良く溶けて行き、後には良い香りが残る。

山葵もちゃんとしたもので、辛味も十分。


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箸休めに漬物が付くのも嬉しい。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


何も知らずに行ったけど、
後で調べたらかなりに有名店なのね。


接客も丁寧だし、頗る良店。

 

 

 

 

 

 

 




麺処 まがり鶏(4)@川崎 2021年12月18日(土)

四ヶ月振り四度目の訪問。

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13:20の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


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今回の目的は個人的な宿題の
塩そば+大盛り。
値段は900+100で1,000円。


オーダーから5分ほどで供された一杯。

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貝の香りが既にして鼻孔をくすぐる。


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チャーシューは鶏と豚の二種。何れも低温調理。

その上には微塵の紫玉葱と小口切りの葱、三つ葉

鶏はくるりと巻いたもの。
小さめも厚みあり。
しっとりした歯触りに
脂が美味しい。

豚は大人の手の大きさのロース肉を
切り分けたもの。
肉質が木目細かく、軟らかく、味つけも上々。

紫玉葱はしゃくしゃく食感。
青葱がこのスープにはどんぴしゃの旨さ。


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麺は「三河製麺」謹製の全粒粉。

細、ストレートでつるりとした口当たり。

さくさくと歯が通り、喉越しも善し。


スープは鶏+貝と思われる塩味。
尖りのないまろみのある鹹さ。

貝のクセのある味が上品にまとまって、
次第にじわじわと効いて来る。

八割方を飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


これで全メニューを食べ切ったわけだが、
何処かのタイミングで限定をやって欲しいもの。

 

 

 

 

 

 

 

ラーメン豚39(2)@大井町 2021年12月17日(金)

気温も随分と低くなってきたので、
汁モノを食べに二ヶ月振りにやって来た。

 

11:15の着でイの一番。
ただテイクアウトの客は三三五五訪れているよう。

その後、食べ終わって出るまでの来客は四で、
外待ちもできる。
もっとも、店内三席だからねぇ(笑)。

入り口右手の券売機で購入したのは
ラーメン豚1枚の食券。
値段は900円。

お好みシートには
野菜マシ
葱マシ
ニンニク無し
を記入しオーダー。

9分ほどの待ちで供された一杯は、

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野菜の盛りがまずまずの威容。


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上部には脂も掛けられているので
先ずはそれを混ぜて。

次いで蓮華を使いスープを掬い上げ掛け回し
七割方を平らげる。

モヤシ主体に葱が散在し、キャベツも高頻度で入っている。
熱々ではないものの、相当にしゃきしゃきの茹で加減なので
やや食べるのに難渋する。


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豚は3㎝厚、子供の掌大のバラ巻が一ケ。

軽い噛み応え、色付きの割には鹹さは抑えめ。
脂が少々、しつこいかな。


頃合いを見て天地を返す。

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麺は太、厚みある平、ストレート。
外見はまるっきりの鍋焼き饂飩。

表面は滑らか。
噛めばむっちりな歯応え。

そして麦の旨味が芳醇。
香りからして強いもの。

量は200g強。


スープは微乳化の豚醤油で
出汁が強く出て鹹さはほどほど。

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それでもほとんどを残したが。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


汁ナシよりもこちらの方が好きかも。

ただ、野菜の食べ応えに苦戦し、
食べ終わるまでに10分掛かってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

アサヒ ザ・ダブル

スーパードライ》は変わらず好調だし、
《マルエフ》はなにかと話題だけれど、
それ以外の新商品は
微妙に外している感の強い「アサヒビール
(あくまでも個人的な感想です)。

ファミリーマート」で
11月10日~数量限定発売の標題品は
麦芽100%との謳い文句で
期待度は十分。


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惹句は「ピルスナー」×「エール」のブレンドで日本初とのことだが、
そもそもRTDで売られているモノなのかしら?

事情に詳しくないので、良くは判らんが。

アルコールは5°。


ぐびぐびっと呷れば・・・・、
すっきり系で麦は馨しいが、
苦みやコクは弱め。

同社の商品に共通のテイスト。

たた面白いのは、味わいに揺れを感じることで、
口に含む度に、異なる側面を見せる。

これがブレンドの効果か?
それとも単なる思い込み(笑)

丸直(7)@新馬場 2021年12月13日(月)

供されている《混ぜそば》類制覇のため(笑)、
三ヶ月振りの標題店。

11:35の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客も二。


券売機は入り口左手の券売機で購入したのは、
混ぜそば塩の食券。
値段は800円。

カウンターに貼られている
写真付きの説明をパチリと。

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8分ほどの待ちで出された一杯。

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心なしか見本よりも
具材が多く見えてしまう。


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中央には揚げ干し海老がたっぷり。
これが芳ばしい香りを醸している。

揚げ玉、水菜がその脇に控え、


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ささがきの葱、


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刻み海苔もたっぷり。


それらの下に隠れて見えないが、
軟らかいメンマ、
鶏と豚の乱角チャーシューも随分と多目。


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麺は中、やや細、捻じれ。
切刃番手#12との表示。

茶色い粒子が散在する全粒粉の
表面はつるんと滑らか。
噛めばもちもち。

量は200gほど。


味付けは塩と油。
尖りの無い鹹さは穏やか。

一方で、なまじシンプルなため、
海老や海苔の海鮮系の旨味が優勢に。

ちょっと、何を食べているのか
判らなくなしまった。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


これで4/6までを食べたことになる。

残す二品はこれらだが、

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来年の夏までには頑張ってみようか。

 

 

 

 

 

 

 

らーめん 八坪屋@三越前 2021年12月11日(土)

福徳神社/福徳の森】の並びのブロック。

路地の入口には幟と看板。

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店の前にも大きな看板が。

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店内は厨房に向いたストレート三席のカウンター、
四人掛けと二人掛けのテーブルが各二卓。

12:50の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に、入り口脇のレジで。

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食したのは、
みそら~めん 大
値段は840円。

発注から6分ほどで
「お待ちどうさま」と目の前にごとりと置かれた一杯。

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洗面器並みに大きな丼。
スープはなみなみと注がれている。


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チャーシューは花札大の薄めが一枚。
かなり寂しい見た目。

小口の葱も少々。


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メンマは濃い目の色が付き
味も強め。
しなりと軟らかい食感。


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くったりと茹ったモヤシが一つまみ。


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麺は細、縮れ。透明感あり。

表面はつるつるだが、軟目の茹で加減。
ぷつっと歯が通る。
喉越しは善し。

量は200gないくらい。
南京軒食品」の麺箱が積まれている。


スープは味噌。出汁のベースは豚骨かな。
白濁の度合いが強く、牛乳が入っているかと
訝ってしまう。

でも味は純正な味噌で、大蒜も軽く香る。

口に当たる粒子な細かく
比較的滑らかな舌触り。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


優しくライトな食後感。
ただスープの多さの割には、
麺量や具材はちと少な目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自家製麺 ロビンソン@虎ノ門 2021年12月10日(金)

本年10月中旬オープンの新店。

場所は細い道を挟んで【虎ノ門ヒルズビジネスタワー】の対面。
【B4出口】から直ぐの場所。

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店内は入り口左手に厨房に向いたストレート八席のカウンター。
右手にも小卓が幾つか置かれているけど、
そちらは待ちスペースかな。

11:10の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入り口正面。

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食したのは、
中華そば大盛り。
値段は900円。

並盛と同料金も
券売機のボタンは異なっているので注意が必要。


食券を渡してから7分ほどで
随分と小振りな丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。

「熱いですのでお気をつけて」とのことだったが、
いざもって見ると、「あちひ」との声を飲み込むほど
縁も熱々。

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濃い琥珀色で表面には透明の油が厚めに。


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チャーシューは折りたたまれているが
広げると大人の掌大。
厚みもそこそこあり。

低温調理のロース肉が二枚。
軟らかくすっと歯が通り、
芳ばしい香りがする。

なによりも脂が豊潤で美味しい。


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トランプ大の海苔が一枚。厚みあり。

小口切りの葱が少々。三つ葉も添えられている。


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メンマは穂先がたっぷりと。
細く割かれしゃくしゃく食感。

味付けも良い感じにこなれている。


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麺を下から引っ張り上げると
天地返しみたいな様相に(笑)。

そこそこ、量が入っている証左だな。

中、やや細、捻じれで
表面はつるつる。

もちもちとした噛み応えに麦の香り。

量は公称300gとのことだが
するっと胃の腑に納まってしまう。


スープは鶏ガラに乾物魚介の醤油清湯。
厚めに張られた油の効果で熱々の状態が長く続く。

鶏と魚介と醤油と、何れもがでしゃばるでなく
バランスが良い。

深みのある旨味がじんわりじわりと広がって行く。
時として芳ばしささえ覚え、七割方を飲んでしまう。


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書かれている蘊蓄の通り、
手が掛かっていることを舌で了解する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


夏になったら《つけ麺》を食べに来よう。
勿論、大盛りで。