RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺処 鳴声@西馬込 2021年9月20日(月)

【東口】に出て左手に、
馬込文士村商店会】に入って直ぐの右側、
養老乃瀧】の隣。

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店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
四人掛のテーブルが二卓。

11:00の入店で先客はイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


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券売機は入り口右手。

食したのは、
汁なし担々麺+大盛り。
値段は780+100で880円。

ライス無料は平日だけのサービスとのことで
急遽大盛りを追加する。

それにしても看板の上下で品名の表記が違っているいるのは如何か。
それとも別商品なのか?


4分ほどの待ちで
黒い丼に入った一杯が供される。

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見た目は随分と寂しい。


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肉味噌、葱、フライドオニオン。
小辛・中辛・大辛から
小辛を指定したためか赤みはほぼ見えない。


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麺は中、平、軽く捻じれ。
太さは不揃い。


先ずはぐりんぐりんと撹拌する。

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麺はもそもそ、ごわごわした口当たり。
表面やや粗で、タレが十分に纏わる。

量は並で150gとのことだから
大盛りでも250gはないくらい。


味付けは辛さや痺れはほぼほぼ感じず。
胡麻のコクと芝麻醤の甘さとまったりさ、
それにたっぷりの油が重みを付加している。

具材がさほどないこともあり、
綺麗に掬ってさくっと食べ終える。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


払った値段の割には
やや拍子抜けをするような一杯。
辛味を足さなかったせいかもしれないが。

《中華そば》や《油そば》の方が満足度は高かったか。

 

 

 

 

 

 

 

焼きあご塩らー麺 たかはし@アトレ川崎(2)(ラーメンシンフォニー)  2021年9月19日(日)

10:55の店頭着で既に二人の待ち。
その後も客足は続々で、開店と同時に満員に、
外待ちもできる。

券売機は店の外、向かって右手。

 

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食したのは、
焼きあごの冷やしとろみそば+大盛り。
値段は1,000+120で1,200円。


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この夏の限定商品は複数あり、
スタンプラリーなども行われていたようだが
如何せん、外出の機会が激減している昨今では、
なかなかコンプリートは難しい。
ましてや、訪問したい店が他にも多い中では。


などと考えながら、待つこと10分で供された一杯。

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何ともすっきりした見た目。


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チャーシューは大人の掌大、低温調理のロース肉が二枚。
薄めでハムの様な外観。
すっと歯が通り、熟成した旨味がしっかりとする。

肉の上には紫蘇のペースト。


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大葉がまるっと一枚。
その下には白髪葱とアルファルファ

麺線は綺麗に整えられている。
やや細、平、ストレート。
滑らかでつるり啜れ、軽いもちり感のある噛み応え。
喉越しも心地好い。
量は200gほどあるか。

スープは飛魚出汁。
「とろみ」とは書かれているけれど、
そこまでの粘度は無く。
すっきりした焼き飛魚の美味しさが、
軟らかく、しかし直截的に下に広がり鼻に抜ける。
気持ち良く完飲。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


期待通りよくできた一杯。
満足度は高い。


しかし、標題店やチェーンでの(除く、本店)不満は
客の誘導にある。

特に開店時のそれは顕著で、
食券先買いなのか後買いなのかも大きく明示されておらず、
戸惑う客が多数。

食券確認の順番も
あうやく自分は飛ばされそうになったし
(@東銀座では実際に飛ばされた)。

誘導も、今回は奥から順に詰めたのだが、
前回の時は間間に空席があり、
それがために並び時間を待てずに諦めた経緯。

なまじ供される商品のクオリティは高いだけに、
残念でならない。

 

 

 

 

 

 

マルちゃん 黒い豚カレー焼そば でか盛

お昼時に食べるなら
最低限これくらいの量がないとね。

勿論これだけでは足りずに、
アドオンで何かをつまむんだが。


本年六月の新商品。

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ソースは二種、粉末と液体。
かやくは先入れ。


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湯戻し時間は3分。
麺はやや細目。


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先に液体、後で粉末ソースを絡め出来上がり。
共にスパイシーな香りがする。

投入の順番によるせいか、ややの粉っぽさ有り。

それでも辛いだけでなく、
仄かな甘みもあり、随分と食べ易い。

品名にもなっている豚はちょぼちょぼ。

赤っぽい野菜は福神漬けかと思えば人参なのね。
軟らか食感。

 

 

 

 

 

 

 

 

中華そば 結。YuI(5)@大森 2021年9月16日(木)

九月になって涼しい日が随分と増えて来た。
夏の限定もぼちぼち仕舞いかなと、少々感傷的になる。

実際、標題店の《味噌つけ麺》は食べ逃したしな。

今回もそうならないうちにと、二ヶ月振りの訪問。


11:30の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。

入り口左手の券売機で「限定A」のボタンを押す。
最下段に配されているので少々分かり辛い。


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食したのは、
鯖と夏野菜の涼夏冷麺。
値段は1,200円。


食券を渡してから4分ほどで
ある意味ダイナミックな見た目の一杯がカウンター越しに渡される。

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ホールトマトの存在感が凄い。


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赤く熟したトマトがマルっと一個。
食べやすいように、また味が沁みやすいように
包丁の目が入っている。

かぷっとかぶりつくと、歯茎に沁みるほど冷え冷え。
同時に甘みと酸味、出汁の旨味。

これは美味しいなぁ。


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チャーシューはトランプ大の低温調理のロース肉が四枚。


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茄子が二つに切り分けられて。
こちらも出汁の旨味が染みている。
身が詰まっていて、たっぷりした食べ応え。


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ズッキーニも同様の処理。
夏野菜の揃い踏みだね。


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麺は細、ストレートで一本は長め。
表面は滑らかも、なかなかつるっと啜り上げることはできず。

しこっとした噛み応えに、つつっと伸びるような歯切れ。

量は150gほどかしら。


スープは白濁し、ややざらつく舌触り。
ミルキーで臭みなく、軟らかなな口当たり。
乾物系の出汁と青魚系の旨味がたっぷりしている。

軽い酸味と苦みが却って涼しさを醸す。

中途、「激辛辣油」を一垂らしして味変。

完飲したいくらいの美味しさだったけど、
塩分のことが頭をよぎり、すんでのところで踏みとどまる。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


完成度の高い限定品。

しかしこれは、味噌の入っていない《冷や汁》のアレンジじゃないか。
それに夏野菜の炊き合わせををプラスして。

 

 

 

 

 

 

 

 

やきそば弁当 札幌みそラーメン風

北海道限定販売のハズなのに
東京でも買えてしまうとゆ~。


加えて「風」との表記が可笑しさも醸す。

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戻し湯で作るカップスープの素は
使わずに取って置く。
ってゆ~か、その後も使わないから
そこそこ溜まって来たかも。


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湯戻し時間は3分。


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液体ソースを振りかけると
かなりの粘度。


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かき混ぜてふりかけを掛ければ出来上がりだが、
麺はかなりごわごわ。
もっともインスタント麺でこの硬さは嫌いじゃない。

味付けは確かに味噌の風味。
それも舌に響くような強さではなく、
軽い甘みでほんのりしている。
コクや大蒜・生姜の旨味も感じるし。

そういえば、コーンも入って
具材も《味噌ラーメン》っぽいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DINING 彩@品川シーサイド 2021年9月13日(月)

元々お酒を供することで商売を成立させていた店が
コロナ禍で二毛作に、それもランチはラーメンをメインに展開しようとした時に
例えば『虎武@虎ノ門』の様なところからフォーマットを提供して貰うのか
はたまた『Hanaワイン@大井町』の様に独自開発をするのか。

標題店がどちらかとか、
何時頃からラーメンを始めたのかは知らないけれど、
その人気のほどはなかなかのもの。

イーストタワー1F】の一角にテナントとして入る。
店内は個室中心で、席数は200と書かれている。

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とは言え、11:30の入店でイの一番。
その後は続々の来客が引きも切らない。

検温と手指の消毒は、ここでも必須。


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オーダーは各所に置かれた写真入りのメニューを見て直接。
会計はテーブルに置かれたカードを持ち、

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入り口傍のレジで。


食したのは、
鶏つけそば。
値段は850円。

オトクな特製「全部のせ」を勧められるけど、デフォで。
味玉か大盛りが無料と告げられるので、
後者を選択する。


発注から5分ほどで、麺とつけ汁、薬味が
四角い盆にセットされ供される。


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シンプルな盛り付けだが、


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チャーシューは低温調理の鶏肉が二枚。
短冊大でややの厚み。

しっとりとしてすっと歯が通る。
味付けはほぼほぼなし。


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ささがきの白葱がたっぷり。
これはつけ汁に合う。


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麺は中、やや細、捻じれ。
透明感のある全粒粉。

表面は滑らかで
つるりと啜れ、もちっとした噛み応え、
喉越しもすっきり。

量は250gちょっとあるか。


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つけ汁の器は面白い。
茶碗のような形状。

中には白濁した汁がたっぷり。
表面には鶏節も浮かぶ。

粘度ややありで鶏出汁よりも塩味が強め。
野菜由来と思われる軽めの甘みも。
乾物系も底に潜み、味の組立自体は複雑。

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中には鶏肉とオクラとメンマ。
メンマはほぼほぼ筍食感。

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中途添えられた薬味、生姜と柚子胡椒を溶かし味変。
特に前者は漬物っぽい酸味のある味付けでなかなか面白い。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


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「こだわり」を読むと
《塩》を食べたくなって来る。

当然、もっと気温が低くなってからだが、
その時は《和え玉》もセットで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寿司 京樽

酔っぱらたお父さんが、寿司折をミヤゲに帰って来る。

もう夕飯は終わっているけれど、
子供は喜んでそれを食べる。

これはなにも〔サザエさん〕の中だけで展開される情景ではなく、
自分の幼い頃にはしばしばあったハナシ。

ただこの歳になるとさすがにねぇ、
追加でお腹に食べ物を入れる余裕はなく。


勿体無いこともあり
翌日のお昼にいただくことにする。

賞味期限から半日以上過ぎているけれど、
冷蔵庫に入っていれば、まぁ、お腹を壊すこともないでしょ。

売店の人からすれば
「ヤメテ~!」かもしれないけれど。


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握りが紅白に置かれている
定法通りの見た目。


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帆立、鮭、鯛


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鮪、烏賊、鮪


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ネギトロ、イクラ、サーモントラウト


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海老、数の子


何ともリッチなネタ。

やはりシャリはがちがちだけど、
ネタの味は十分に味わえる。

サビ抜きなので山葵は別添。
驚いたのはこれが一晩経っても、
涙が出るほどの辛さを維持していたこと。
すげ~な。


正札を見ると、これで税込み千円弱の表示。

一貫百円未満の値付けは、
これが出来立てだったら、さぞかし満足度は高いだろう、
なによりネタがどれも美味しい。