酔っぱらたお父さんが、寿司折をミヤゲに帰って来る。
もう夕飯は終わっているけれど、
子供は喜んでそれを食べる。
これはなにも〔サザエさん〕の中だけで展開される情景ではなく、
自分の幼い頃にはしばしばあったハナシ。
ただこの歳になるとさすがにねぇ、
追加でお腹に食べ物を入れる余裕はなく。
勿体無いこともあり
翌日のお昼にいただくことにする。
賞味期限から半日以上過ぎているけれど、
冷蔵庫に入っていれば、まぁ、お腹を壊すこともないでしょ。
販売店の人からすれば
「ヤメテ~!」かもしれないけれど。
握りが紅白に置かれている
定法通りの見た目。
帆立、鮭、鯛
鮪、烏賊、鮪
ネギトロ、イクラ、サーモントラウト
海老、数の子
何ともリッチなネタ。
やはりシャリはがちがちだけど、
ネタの味は十分に味わえる。
サビ抜きなので山葵は別添。
驚いたのはこれが一晩経っても、
涙が出るほどの辛さを維持していたこと。
すげ~な。
正札を見ると、これで税込み千円弱の表示。
一貫百円未満の値付けは、
これが出来立てだったら、さぞかし満足度は高いだろう、
なによりネタがどれも美味しい。