10:55の店頭着で既に二人の待ち。
その後も客足は続々で、開店と同時に満員に、
外待ちもできる。
券売機は店の外、向かって右手。
食したのは、
焼きあごの冷やしとろみそば+大盛り。
値段は1,000+120で1,200円。
この夏の限定商品は複数あり、
スタンプラリーなども行われていたようだが
如何せん、外出の機会が激減している昨今では、
なかなかコンプリートは難しい。
ましてや、訪問したい店が他にも多い中では。
などと考えながら、待つこと10分で供された一杯。
何ともすっきりした見た目。
チャーシューは大人の掌大、低温調理のロース肉が二枚。
薄めでハムの様な外観。
すっと歯が通り、熟成した旨味がしっかりとする。
肉の上には紫蘇のペースト。
大葉がまるっと一枚。
その下には白髪葱とアルファルファ。
麺線は綺麗に整えられている。
やや細、平、ストレート。
滑らかでつるり啜れ、軽いもちり感のある噛み応え。
喉越しも心地好い。
量は200gほどあるか。
スープは飛魚出汁。
「とろみ」とは書かれているけれど、
そこまでの粘度は無く。
すっきりした焼き飛魚の美味しさが、
軟らかく、しかし直截的に下に広がり鼻に抜ける。
気持ち良く完飲。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
期待通りよくできた一杯。
満足度は高い。
しかし、標題店やチェーンでの(除く、本店)不満は
客の誘導にある。
特に開店時のそれは顕著で、
食券先買いなのか後買いなのかも大きく明示されておらず、
戸惑う客が多数。
食券確認の順番も
あうやく自分は飛ばされそうになったし
(@東銀座では実際に飛ばされた)。
誘導も、今回は奥から順に詰めたのだが、
前回の時は間間に空席があり、
それがために並び時間を待てずに諦めた経緯。
なまじ供される商品のクオリティは高いだけに、
残念でならない。