RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺LOUIS@品川横丁 2021年4月16日(土)

ブロガーさん達が情報をUpしてくれなければ、
この場所の存在すら知らなかったわけで・・・・。

【高輪口】に出て右手へ、【第一京浜】添いを【田町】方面に。

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目当てのお店は【二階】のどん詰まり。
パブの二毛作営業。

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店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター。

小さめのテーブルやらコーナーソファーも置かれているけど
昼間は使われてないのかしら。


11:40の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


オーダーはメニューを見て直接、
会計は食後にカウンター越しに。

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食したのは、
鶏清湯醤油らぁめん+大盛。
値段は900+100で1,000円。


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置かれている蘊蓄を見ながら
待つこと4分ほどで供された一杯は
随分と小ぢんまりとした見た目。

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でも実際はまるっきりそんなことはなく、
後で猛省をしてしまうのだが。


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チャーシューは二種。
大人の掌大のロース一枚と小さめのバラ巻が一つ。

前者は薄めもシルキーな肉質、
後者はほろりと軟らかめ。旨味も染みている。


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メンマは穂先が一本。
軽く胡麻油が香り、しゃくしゃくした歯応え。


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白髪葱と小口切りの青葱も添えられている。


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麺は細、ストレート。
表面はつるっとし、滑らかな口当たり。
しなっとしながらも、さくりと歯が通る。

そしてむちゃくちゃ量が多い。
丼の底の方までみっしりと詰まり
たぶん250gは超えているかと。

大盛りにせずとも良かったかも。
代わりに味玉を付けた方が、
満足度はさらに増したかも。


スープは清湯醤油。
澄んだ淡い琥珀色。

使っている醤油由来だろうか、
芳ばしい香りも。

鶏をベースにぐっと響く強さはないものの、
滋味のある旨味が次第に口いっぱいに広がっていく。

九割方を気持ちよく飲んでしまう。 


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


「RDB」等では11:45~の営業時間となっているけど、
11:30~が正しい模様。

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背脂煮干し中華そば 和市@新橋 2021年4月16日(金)

『月と鼈』の跡地に
十日前にオープンの新店。

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店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター。


11:30の入店で先客は五。
しかしその後は続々の来客で
満員の状態が維持される。


券売機は入り口右手。

食したのは、
味玉中華そば。
値段は950円。

普通の店なら迷わず大盛りにするところも
並:200g、大:300gの表示に
昨日の今日なので少々自重する(笑)。


食券を渡すと背脂の量の確認が。
普通をお願いし待つこと7分で供された一杯。

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あまり背脂が目立たない感じだが・・・・。


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チャーシューはトランプ大、
薄めのロース肉が二枚。

味付けは薄めも
肉質が詰まりながら軟らかな歯応え。


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バラ海苔が一掴み。磯の香りがする。

微塵の生玉葱は水にさらしてあるよう。


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トッピングの玉子の表面は軽く色付き、
黄身はやや硬めも、醤油系の出汁が沁み
なかなか美味しい。


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麺は中、やや細、捻じれ。

表面は滑らかでつるつると啜れ
もっちりした噛み応え。

三河製麺』の麺箱が店内に積まれている。

量も確かに200gは余裕である。


スープは煮干し醤油で
背脂に合わせるには王道。

醤油の鹹さも抑えめなら、
煮干しの旨味もガツンと響くほどではなく、
バランスは取れつつ、麺のチカラに比べると
やや弱めに感じてしまう。

でも逆にそれが量を飲むには最適で、
玉葱と背脂を追いかけながら
七割方を美味しくいただく。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


《塩》にも興味を惹かれたけど、
夏になったら《つけ麺》をだしてくれないかな、と
切に思う。

 

麺屋 のスた(9)@大井町 2021年4月15日(木)

三ヶ月振りの標題店。
気温が高くなる前に
熱い汁モノを食べておこうとの算段。


11:10の入店で先客は一、と思ったら
どうやら店主さんの知己のよう。
マスクをしたまま談笑している。
ちょっと新鮮な光景(笑)。

その後、食べ終わって出るまでの来客は一。


入り口右手の券売機で購入したのは
破 ポン酢 970円の食券。

煮玉子も魅力的だけど、千円を超えちゃうしな。

そういえば、以前の店では
お釣りが出ぬよう、
ピッタリの金額にメニューを組み合わせて
オーダーしていたことを思い出す。
カウンター越しの現金払いだったからね。


そんなことを考えながら
待つこと5分で供された一杯。

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「ポン酢で~す」と置かれた途端に、
酸味がもうっと立ち上がる。


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野菜はくた気味。
モヤシ主体にキャベツもそこそこ。

熱々ではないので、
はむっと一口二口。

その後に天地を返す。


思いのほか細身の麺が現れる。

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この前の時より、更に線が細くなった印象だけど
気のせいからしら。

 

  こちらも熱さはさほどではないので、
箸でわしっと掬い、口いっぱいにほおばる。

軟らかめな感じも、芯には粉っぽさも残り
もごもごと噛みしだけば
麦の旨味がじゅわっとする。

{G系}を食べていて最も多幸感のある瞬間。

量も250gくらいはあるから、それが長く続くのは嬉しい。


スープは豚醤油にポン酢。

表面には透明の油、
その下にはくすんだ琥珀色、
更にはたっぷり背脂が浮遊。

酸味も強く、鹹さも脳天に響くほど。

麺を食べ終え、一口ほどを含んで
これはいかんと、あっさり降参。

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豚は厚みもあり、塊に近いものが三個ほど。

箸で摘まめばくたりとし、
すっと歯が通り、やわやわの食感。

もうネ申の領域です。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


一回食べてしまうと、後を引く
中毒性の高い一杯。

次は《醤油》を早めに行っておこう。

 

明星 一平ちゃん大盛 カレーうどん

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かやく と調味油は後入れ。


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麺は間違いなく極太。

刻み油揚げも入っている。

湯戻し時間も5分と長め。


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後入れの かやく はフライドガーリック。

調味油も大蒜系かな。

スパイス感は弱めも、懐かしいカレー饂飩の美味しさ。

そこに大蒜がパンチを与える。

麺ももちもち。

さすがに追い飯はしないけど、スープは一口二口と
後を引く。

寒い時期にはピッタリかと。
夏場に食べたら汗だくだね。

 

Homemade Ramen 青麦(3)@大森 2021年4月12日(月)

主要な二品は制覇したので
ここ暫く供されている「限定」を食べに。


11:20の入店で先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


入り口左手の券売機で
限定900円+100円券+200円券を購入する。

食したのは
清澄もつにらぁ。
値段は1,200円。


食券を渡してから8分ほどで
「熱いのでお気を付けください」と
見慣れた丼に入った一杯がカウンター上に置かれる。

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おお!まるっきりモツ鍋な見た目。


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手前に置かれた味玉はもはやお馴染み。
茹で加減は善し、味の沁み具合も上々。


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中央には横一線にたっぷりの韮。
その上には、鷹の爪と摺り胡麻
緑が映えている。

綺麗に切り揃えられてはいるものの、
生なのでそのまま食べるにはちと辛い。

一旦スープに沈め火を通すも、
青い苦みとくきくきした歯触りはあまり変わらず。


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モツは親指大が七個ほど。
これがまた煮込み加減も良いし、
口当たりも好みだしで満足度高し。

専門店で食べるモツ鍋に入っているのと
同じくらいの分量が楽しめるんだから、
価格相応といって良いかも。


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その下には、トランプ大の
ロースとバラのチャーシューが一枚づつ。


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こりこり歯触りのメンマも二本入り、
玉子同様、お馴染み安定の美味しさ。

 

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麺は中、やや細、ストレート。
表面やや粗で芯はぽくぽくした食感、
さくりと歯が通る。

量は150gくらいはあるかしら。
大盛り不可と書かれていたけれど、
普通の食欲の持ち主ならそこそこ満足できるかも。


スープは醤油。当店看板の清澄をベースに
モツの味も軽くする。

旨味が立って鹹さや塩味が嫌味にならず。

微塵の紫玉葱も良いアクセント。
時として鷹の爪のピリ辛が舌の上を駆け抜ける。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


この先マークすべきは「限定」と《つけ麺》。

後者は兎に角、待ち遠しくて仕方ない。

 

赤坂 ぽん輔@赤坂:居酒屋

普段なら人通りの絶えない
一ツ木通り】から一本入ったこの道も
このご時世では店の明かりすら疎ら。

そんな中、ぽつんと火が灯る一軒。

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そこそこ寒い中でも
入り口の戸が開け放たれているのは対策の一環。


当日は何日か前に予約を入れての訪問。

出だしの頃こそ客は我々だけだったけど、
19時を過ぎるあたりから団体、
三~四人のグループとなかなかに賑やかに。

それでも全体としては密な状態になってないんだから
経営は大丈夫だろうかと要らぬ心配になったり。


それはそれとして
「2時間飲み放題付」の「個食盛り鍋コース」5,000円(税込み)で、
存分にお腹を満たしましょ。

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《前菜 本日の前菜7点盛り合わせ》《刺身》

目にも嬉しいディスプレイ。
味もそれに負けず劣らずで。

枝豆の旨味は濃厚。
薩摩芋は大学芋にも似た旨さ。
煮豆はほっこり口当たり。
煮凝りはさっぱりした美味しさ。
炙った締め鯖は脂が乗っている。
蛸の和え物は塩辛の様な練れた味。

刺身は厚く切り出され、
脂の乗りも上々。


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《特製ドレッシングで食べる和サラダ》

ドレッシングもそうだけど、
野菜はシャキシャキで美味しい。
特にトマトの甘みと言ったら・・・・。

こういった場所では作り置きでパサパサになったものが多いけど、
真逆の方向性は好感が持てる。


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《揚物 鶏天~季節の野菜の天ぷら添え~》

薩摩芋、茄子、獅子唐に鶏天が二つ。

以前は鶏を天麩羅にすることすら知らなかったけど、
彼方此方で饂飩を食べるようになってから違和感なし。

それとも最近出て来た流儀なのかしら?


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《生もつ鍋》

大鍋で取り分けるコースもあったのだが、
少しぐらい高くなってもと、個食を選択。

モツがたっぷりと入って、
それだけでも嬉しい。


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《赤紫蘇飯》《鮭の焼き漬け》《香物》

ご飯には「ゆかり」が掛かり、
出汁巻玉子も併せてお供のおかずは万全の体制。

でも、鍋で残った出汁を掬いかけ、
茶漬けのようにして食べるのが堪らんね。


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《甘味》

抹茶のミルフィーユ。
随分と凝ったものが出て来て驚く。
渋さと甘みが上手く調和し、締め括りには十分な一皿。


鱈腹呑んで食べて、やや素材が被ってはいるものの、
この金額はお値打ち。

評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。

 

鯛塩そば 灯花@ラゾーナ川崎プラザ(10)  2021年4月10日(土)

限定といえば標題店も定期的に供していたことを思い出す。
半年振りの訪問。

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食したのは、
鯛香る春の白湯らぁ麺。
値段は1,080円。

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10:25の着で4番のベルを渡され4分後に鳴動、
急ぎ取りに行く。


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春っぽい食材が前面に溢れている。


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穂花紫蘇が二本。そのまま食べると硬目も香りは好い。

筍は軽く焼目が付きさくりと歯が通る。


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青物は菜の花。茎まで軟らかく、苦みも抑えめ。

新若布からは少々遅れているけど、軟らかく緑も鮮やか。


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チャーシューは低温調理。トランプ大のロースが一枚。
薄めで軟らか。

その上には柚子片が×印に置かれている。

お麩は紅白梅を模したもの。


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麺は細、ストレート、捻じれ。

表面滑らかで啜りやすく、しんなり。
ぷっつりとした歯の通り。

量は150gはあるだろうか。


スープは鯛の香りがむんと立ち上がる白湯。

これで桜鯛と書ければ上々だけど、
そこまでは言えないのかな。

ミルキーで軟らかな口当たり、
クセのある匂いもなく、
塩味もほどほどで美味しく完飲する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


こだわりの感じられる一杯。

ただ値段は懐には優しくないけれど。