RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 五常@新橋 2021年4月9日(金)

先月末に【ニュー新橋ビル】の【一階】にオープンの新店。

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店内は二人卓が十八席。

12:45の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。


オーダーは店の奥で先会計。

「受け渡し口」と書かれたコーナーもあったので
開店したての頃はセルフサービスだったのかしら。

それも今は名残で、
ちゃんとお姉さんが配膳と後片づけをしてくれる。


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食したのは、
淡麗つけ麺。
値段は900円。

大盛り無料とのことなので、
オーダー時に迷わずにお願いする。

後でメニューを詳細に見ると
胚芽麺も選べるようだけど、特にその旨の案内はナシ。


7分ほどで麺とつけ汁、薬味の入った小皿が
四角い盆にセットされ供される。


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麺は中、やや細、捻じれ。

軟らかめの茹で加減。
芯までしっかり火が通り
もちもちの噛み応え。

表面は滑らかでつるりんと啜れる。

量は確かに300gほど。


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つけ汁は魚介醤油。
黒色に近い色味でさらさら。

鶏白湯ベースとの案内も
醤油の鹹さと尖りと甘み、魚介の旨味が前面に出、
淡麗とは思えぬほどの強さ。

表面には刻み海苔が浮遊する。


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中途、白葱、青葱、柚子片等の薬味を投入するも、
元々の鹹さに押されてあまり機能せず。

食べ終わるころを見計らい、
ポットに入った割りスープが供されるのだが、
それを注ぐと漸く柚子の香りが立ち良い塩梅になるくらい。


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チャーシューは5㎝四方、1.5㎝厚で存在感あり。
軟らかく煮込まれ繊維がほろりと崩れる軟らかさ。
薄い甘みが沁み、そのままよりも
つけ汁に浸した方が美味しい。

メンマは細目が大量に。
しゃくしゃくした歯触り。
胡麻油も香り、ナムルのような味わい。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


淡麗でこれだけの鹹さなら
濃厚だとどんな凄いコトになるんだろ、と
逆の意味で興味がわく。

 

ニュータッチ 凄麺 尾道中華そば

 このシリーズも北から南まで
ホントにご当地を思いつくなと感心しながら
今回は《尾道》。

勿論、現地はおろか都内でも食したことはない記憶。


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かやく=乾燥葱以外は全て後入れ、
蓋の上で温めるタイプ。


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麺の湯戻し時間は5分。


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チャーシューとメンマはレトルト。
特にバラ肉のチャーシューはなかなかの出来。

特徴的なのは白い物体。
何かと思えば、これが背脂。
一片摘まんで口に入れると、すっと溶け
ほの甘い。
それにしても熱いスープに浸っても、
形を失わない技術っていかほどのものか。


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麺は例によってつるしこ。

スープは醤油がきりっと効いている。

 



SPRING VALLEY -豊潤- 496

随分とユニークな商品を出してきたものだ。

わざわざ「クラフトビール」と
パッケージに書いてあることもそうだけど。

「SPRING VALLEY」のブランド自体は
以前からあったものと認識。

 

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ただ本品については
クラフトビール」らしいクセを残しながらも、
ナショナルブランドに近い味を体現している。

ハイブリッド型とでも言おうか。

6°のアルコールも相俟って、
苦みとコク、何よりも細かい泡が喉を駆け降りる時の
感覚が素晴らしい。

そして立ち上がる独特の香り。

値段が安ければ常飲したいくらい。


つけ麺専門店 三田製麺所@川崎(14) 2021年4月3日(土)

元々ある「店舗限定」に加え、
「期間限定」も矢継ぎ早に出されるものだから、
どれから攻略しようか迷ってしまう。

その中から今日は、最も期間が短そうなこちらを。

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10:30の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。

オーダーは直接、会計は
渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。

食したのは、
養老牛つけ麺+三田盛り。
値段は1,200+無料クーポン利用で1,200円。

麺量は並を指定。同時に冷温の別も確認され
おすすめは温かい麺とのことだけど、
いつも通り冷たい方でお願いする。


10分ほど待って
麺とつけ汁が同時に供される。

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三田盛りは別皿で。


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麺の上には具材がたっぷり。
見た目《まぜそば》と遜色なし。

実際に終盤では、こちらの器に
つけ汁を少々注ぎ、それっぽくして頂いたのだが。

牛丼風のタレも掛かっているので、
なかなか面白い味わいに変容する。


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牛丼の具材は鉋屑のように薄い牛肉に玉葱。
脂多目も、パサついてないのはお手柄。
甘辛さもしつこくない。

お約束の紅生姜も添えられ、彩が美しい。


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中央には温玉。
取り巻くように葱と刻み海苔。


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つけ汁はデフォの仕様と思われ。
動物系+魚介系で甘みと鹹さのバランスが取れ
粘度ややあり。

海苔筏の上には魚粉。

中には乱角チャーシューと太い拍子木状のメンマ。


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麺は中、ストレートでつるもち。
瑞々しささえ感じるお馴染みのもの。

量は200gほど。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


通常のつけ麺790円+牛丼分410円の計算かな。
パテント料としても、牛丼のパートが
やや高めな気がするが。


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直近での目標は
「期間限定」であと一種、
「店舗限定」であと二種(《鰹醤油》《油そば塩》)。

前者は今月中にクリアしておかないと。

 

麺処 大沼@湯島 2021年4月2日(金)

【4番出口】から右手へほんの五歩で
もはや店頭に着いてしまう。

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店内は厨房に向いた〔 型八席のカウンター。


11:40の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口左手。

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食したのは、
つけ麺(中)。
値段は900円。


食券を渡してから7分ほどで先に麺が、
一拍遅れてつけ汁が供される。

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カイワレが一束添えられている。

麺は中、ストレート。
表面は滑らかながら、芯が太く
ごわごわとした食感。

一本は短めも、弾性が強くかなり食べ辛い。
一方で噛み締めれば、麦の旨味がじゅんと滲み出す。

量は280gくらいだろうか。


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つけ汁は茶濁し、粘度ややあり。
表面には微塵の生玉葱と小口の青葱。

動物系+魚介系も、鶏白湯がベースと思われ
食べ終わると口の周りがぺたぺたに。

動物系の旨味が前面に出て
鹹さと甘みのバランスが良い。

量が少ないこともあり、
割りスープに頼らずとも美味しく完飲。


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チャーシューは大人の手の大きさのロースと
小ぶりなものが各一枚。

肌理が細かい肉質に軟らかく、さっと噛み切れる。


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メンマは太い拍子木状も
繊維がはらはらとする軟らかさ。
驚きの食感。


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海苔一枚は厚みがあり
香りも良い。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


久しぶりに食べた《つけ麺》は
極めて満足度の高いもの。

これからいよいよシーズンだね。

 

微吟飯店@大井町 2021年4月1日(木)

二ヶ月ほど前の新規オープン。
韓国料理の店が昼時には麺類も供しているとのこと。

京浜東北線の線路を左手に見ながら
沿いの細い道を【品川】方面に北上する。

路地のとば口からは400mほども歩くだろうか。
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店内はテラス席も合せて
計八卓の高さのあるテーブル。

壁に取り付けられた背もたれ的なバーはあるものの、
ほぼ立ち食いに近い仕様。

地下に続く階段も奥に見え、
下にも席があるのかしら。

カトラリー類はテーブル裏面に取り付けられた引き出しに。
テッシュペーパーも同様で。


11:35の着でイの一番。

店主さんが寄って来て、
店内食かテイクアウトかの確認。

店内で食べられるのは
まぜそば》だけだと言う。

合点承知だけど、
その後の来客は女性の二人連れが二組で
何れもテイクアウト。

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オーダーは直接、
会計は食後に店奥で。

食したのは、
痺れまぜそば
値段は850円。


10分ほど待って供された一杯。

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おや《台湾まぜそば》に似ているな。
でもキムチが入ってるぞ。


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チャーシューは燐寸箱大のバラ肉が三個。
軟らかく、撹拌しているとほろりと解れる。


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中央には卵黄。その下にはかなり赤々しい肉味噌がたっぷり。
加えて辛味をたっぷり纏ったキムチも。


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水にさらした微塵の生玉葱に韮、
魚粉も掛かっている。


先ずは混ぜ合わせることに専念する。

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麺は中、やや細、ストレート。
表面はつるりとし、噛めばもちもちの食感。

量は200g強はあるだろうか。


味付けは辛さはそこそこも
耐えきれぬほどではない。

食べ終わってうっすら汗が滲む程度。
キムチ由来の辛味なのが自分にも適正だったかも。

それよりも痺れの質と香りが良い、
唇と舌にびりびりと響く感じはなかなかのもの。

加えてベースの出汁と魚粉が旨味に厚みを加えている。
単調にならない美味しさ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


《プルコギまぜそば》も気になるけど
テイクアウトの《スパムキンパ》と《クリスピーチキン》も美味しそう。

 

バーミヤン@大井町 20201年3月29日(月)

ファミレスの類に行くのも数十年振りなら、
何となれば標題チエーンに至っては初訪。

駅の近くに在るから、前は頻繁に通るんだけどね。

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11:25の入店で、既に店内はそこそこの入り。

学校が春休みだからか、母子連れが多いし、
中には昼間っからジョッキを呷る人も。
羨ましさ半分で横目で見ながらタッチパネルを操作する。

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食したのは、
野菜たっぷりタンメン。
値段は659円(税込み)。

折り込みチラシのクーポンを持参し
コード入力で正価より55円引き。

印刷されていた写真が美味しそうだったのが
今日来た理由だけど、それにしてもこのクーポン、
期間内であれば何度も使えるのね。
素晴らしくユーザーオリエンテッド(笑)。


水もドリンクコーナでセルフサービスと
徹底的に省力化。

でもさすがに会計だけは、
伝票を持って入り口傍のレジで。


8分ほどで
「お待たせしました」と供された一杯。

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さてさて、どんな具合だろ。


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ウリの野菜は確かにたっぷり。
こんもりと盛り上がっている。

モヤシ主体に人参、キャベツ、韮。

肉は無いも同然なのと、木耳が細切れなのは残念。

でもこの量なら、一日に必要な量のかなりを摂取できたかも。


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麺は細、ストレート、軽く捻じれ。
表面はつるりとし透明感あり。
ぷりっとした口当たり。

量が思いの外あって、
150g近く行くんじゃないか。


スープはタンメンらしいそれ。
胡椒も効き、塩味も強め。

油も多目に張られ、最後まで熱々。

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評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


肉類に不満な点を除けば、
全然アリの一杯。

《ビャンビャン麺》も気になったけど
辛さの程度が判らんから、迂闊には手を出せんなぁ。