RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん秀鳳@鹿島田 2020年2月25日(火)

【川崎鹿島田郵便局】の斜向かい。

少々奥まった場所に在るので
通りの近くに出された看板がないと
知らずに行き過ぎてしまうかも。

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店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブルが各一。

11:55の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は食後に入り口脇で。

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食したのは、
白湯スープ(中太麺)と書かれている
醤油らーめん。
値段は驚愕の650円!

しかも「ランチタイムに限り麺大盛無料」と書かれているので
ずうずうしくもお願いする。


6分ほどで
受け皿に乗った切り立った丼に入った熱々の一杯が供される。

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なんと!玉子半分がデフォで入っている!!
この店のご夫婦が仏さまに見えて来る。

 

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玉子は濃いめの色が染み、
黄身の中心部はやわやわ。

 

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チャーシューは大人の掌大、
表面が炙られた5㎜厚のバラ巻が一枚。
芳ばしく、箸で持ち上げればほろりと崩れる。

小さな三角形に切られた海苔が一枚。

 

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メンマもきちんと処理されたもの。
さくりと歯が通る。

 

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麺は中、やや細、軽く捻じれ。
表面は滑らか。
するりと啜れ、もちんとした噛み応え。
量は200gほど。


スープは軽く茶濁。とろみも少々あり。
表面にはたっぷりの油が蓋をして最後まで熱々。

鶏がベースと思われ、出汁感は軽め。
塩味が強く、仄かに素材由来らしき酸味。
くいくいと飲めてしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


この安価さで具の充実度合いと麺量とのコスパが素晴らしい。

商店街のラーメン屋さんの、手本としたいくらいの一店。

らーめん 勇(17)@川崎 2020年2月24日(月)

13:00の着で先客は十。その後
食べ終わって出るまでの来客は七と
繁盛繁盛。


食したのは「限定」の表示がある
麻辣とんこつ。
値段は790円。

券売機の右下に在るボタンをぽちりと。

食券を渡す際に、
麺大盛り、野菜マシ、辛さ控えめをお願いする
(それ以外に、油と大蒜のマシが可能)。

注文を受ける人が日本語に堪能ではなさそうだったので
一抹の不安はあり。

混んでいるせいもあり15分待って、
お馴染みの切り立った丼に入った一杯が供される。

 

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野菜マシはちゃんと通っているよう。

そしてチャーシューは一枚で玉子半分は付いてないのね。

 

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チャーシューは大人の手の大きさ
7㎜厚が一枚。
端の部分は噛み応えあり。

 

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野菜はモヤシ主体もキャベツもかなり多め。

しゃき感が強そうなので、先ずは天地を返す。

 

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麺は中、やや捻じれ。
硬めの茹で加減で芯もしっかり。

ごわりとして格闘感あり。
もごもごと口に入れ、ぐっと歯を立てれば
麦の旨味がじゅっと滲み出す。

量は250g強はあり、そこそこお腹が膨れる。


スープはとんこつベースに辛味がしっかり。

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色も随分と赤くなっている。

痺れはなく、辛さも舌へのとげとげしさよりも
次第にじんわりと効いて来るタイプ。

食べ終わりの頃には汗が流れてくるほど。

でも野菜や麺には十分な旨味。

 

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大蒜がデフォで付くのを忘れてた。
それもこんなに大量に。

ちょっとだけ使い、あとは勿体ないけど御免なさい。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


メニュー制覇のためのオーダーも
標題店ではやはり{醤油}の方が好み。

ただ、あと{鶏白湯}があるらしいのよね。

チリトマラーメン THANK@大門 2020年2月22日(土)

一ケ月前オープンの新店は{チリトマラーメン}専門、
『鶏ポタラーメンTHANK』の三号店。

件の店は路地裏も、こちらは路面店
しかも至近ときている。

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店内は壁に向いた五席と厨房に向いた二席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブルが各二卓。

11:28の着で既に先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は十二と凄い繁盛。
六人連れがどっと来たのも大きいかも。


券売機は入り口右手。

が、これが故障中で、出迎えた店員さんに
口頭オーダー、その場で会計。

食したのは、
チリトマトつけめん+麺大盛り。
値段は850+100で950円。

辛さは控え目、パクチーは抜きでお願いする。


10分ほどで
麺と共につけ汁が同時に供される。

 

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凄い色みの麺だ。茶蕎麦みたい。
解説を読むと「モリンガ」なるものが練り込まれているらしい。

細、ストレートでエッヂが立っている。
つるりと、涼やかな口当たり、すっきりした喉越し。

ただ量は少ない。デフォで150gとのことなので、
増しても230gくらいだろう。全然お腹は膨れない。


麺の脇には各種具材と味変用のアイテム。

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チャーシューは鶏肉の削ぎ切りが二枚。
しっとりと歯応え良く、香辛料の薫りも。

 

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微塵に切られた生玉葱とパプリカ。

ミートソースは肉がごろごろとし
美味しい。

 

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つけ汁はトマトベース。
分葱がぱらりと散らされ、マー油も少々。

ややの粘度。
プレーンな状態で麺を漬し、するんと啜れば
随分と酸味が強い。

辛さはかなり抑えめ。

なので先の薬味類を順に投入していけば、
次第にコクは増し旨味も複層化。

麺が少なかったこともあり
綺麗に完飲する。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


もうちょっと量が多いと嬉しかった。

しかしターゲットは辛いもの好きの女子なのかもな、
実際、その比率が高かったし。

波留乃屋(8)@溜池山王:串揚げ

今年も年初に訪問。

店の人も覚えていてくれて
「もう何年も連続で来てくれてるから、
今日あたり見えるんじゃないかって思ってました」との声掛け。

まぁ、お上手でも嬉しい一言。


標題店の年頭は、混雑と閑散の落差が激しく、
それは近隣の会社の就業日に左右されるよう。

で、今年は前者。

団体さんでいっぱいで、
カウンターの空き席になんとか腰を下ろす。


恒例の枡酒が振舞われ、それをちびちびと嘗めながら
ビールを呷り、食べもののオーダーを決めて行く。

 

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《フライドポテト》

ホントは《ポテサラ》を頼んだのが通し違い。
でも馴染みの店でそれに目くじらを立てるのは大人げない。
お腹も空いていたことだし喜んでいただく。

ケチャップやたらこマヨネーズを付けずともそれだけで十分に味がする。

 

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あれ?これは何だったろう??
粗颪の大根に分葱、炙ったモツ。

美味しかったことだけは覚えている。

 

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《モツ煮込み》

これも安定の旨さ。ここに来たら必ず食べる一皿。

 

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《おでん》

盛り合わせではなく、単品をオーダー。

透き通るスープは一見薄めも
出汁の旨味がしっかりある。

はんぺん、大根、たまらんなぁ。

 

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《串揚げ七本盛り》

野菜と海鮮、肉類が塩梅良く盛られている。

特に紅生姜が美味しいこと。

 

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〆は《W肉そば中盛》

今日は辣油がやや強め、生卵一個を割り入れても、
かなり舌に響く辛さ。


混んでいたこともあり、
今日はさっと食べ呑んで引き上げることにする。

払いも1.15万円と軽めの仕上がり。

麺屋 味方(7)@新橋 2020年2月18日(火)

ラーメン虎ノ門』の閉店には驚いた。
そこそこ繁盛していたのにな。
今日、前を通ったら、内装の取り壊しがもう始まっていた。

一時期あれだけあった界隈の{G系}も
ここと『大@汐留』だけになっちゃったな。


で、標題店は半年ぶり七度目の訪問。

11:10の着で外待ちは僅かに三。
しかも食券を買いに中に入ると、
殆どの客が食べ終わりが間近の頃合い。

こりゃ~直ぐにでも入店できそうとの思惑のまま、
1分後には店主が出てきて麺量確認。
更に6分後には入店と、吃驚するくらい。


食したのは、
ラーメン汁なし。
値段は800円で増税後も変わらず。

着席から2分でトッピング確認。
ヤサイ・フライドオニオン・柚子胡椒をコール。

並び始めてからたった9分での提供は
嬉しいくらいの高速。

 

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ん?全体的に少なく見える。
これで麺量250gあるかしら。

そして豚が一枚になっている。
そう言えば店主のインスタにそんな旨の投稿がされてたな。

www.instagram.com

 

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その豚は2.5㎝厚のバラ巻。

脂肪の部分は油が程良く落ちふわふわ。
赤身の部分は旨味が残り、すっと歯が通る。

今回も十分に ネ申月豕 認定。

 

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野菜は増してもそれほどの量にはなっていない。
モヤシ主体にキャベツもそこそこ。
味もしっかり沁みてくたくた。

中央には卵黄。
フライドオニオンがぱらり振られている。


全体量がさほどでもなさそうなので、
野菜を二口ほど食べてから撹拌。

もうっと湯気が上がり、
麺が姿を現す。

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麺は極太、厚みある平、軽く捻じれ。
まるきり饂飩のよう。

表面は滑らか、芯までムラなく茹り
軟らかめでもちもち。

麦の旨味もしっかりとして満足。
量は200g強はあり。


味付けもそれほどの濃さはなく
くすんだ感じの醤油味。
ややの香ばしさがあり、
柚子胡椒の味変が良い具合に効いて来る。

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麺を食べ終わると底の方にちょっとだけ汁が残る。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


食べ終わるのに掛かった時間は5分ほど。

その後の来客は七で並びが途切れることはない。

まぜそば 灘八@赤坂見附 2020年2月17日(月)

一ツ木通り】沿い、【トモズ 赤坂店】の真向かい。

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店内は厨房に向いた十一席のカウンター、
二人掛けのテーブルが五卓。

12:50の入店で先客は十一。
その後も次々の来客で満席にはならないものの八割方の入りが維持される。
女性の姿がそこそこあるのも場所柄か。


券売機は入り口右手。

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食したのは、
ぼっかけまぜそば
値段は880円。

食券を渡すと麺量と冷温の確認。

並盛:160g、大盛:240gの表示なので
迷わず大盛りを温かい麺で。


6分ほどで飛魚出汁のスープが供される。

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これが熱々で味も濃く美味しい。


更に1分後、平ための丼に入った一杯が
カウンター越しに渡される。

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汁がそこそこ多めに見える。

 

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ぼっかけ=甘鹹く煮られた牛筋が一掴み。
ほろほろと軟らか。

中央には卵黄。

岩海苔もたっぷりめ。

 

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葱と天かすもトッピングされている。


先ずは卵黄を除けて撹拌、少し食べたのちに
改めて混ぜ込む。

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麺はやや細、ストレート。断面真円でパスタを思わせる。
表面滑らか、つるりと啜れ、もちんとした噛み応え。
量は確かに200gちょっと。

味付けは甘めの醤油出汁。たぶん、ぼっかけ
を煮たものがベースになっているかと。
油感はなく、かなり軟らかめの味付け。
次第に飽きが来るので、卓上に置かれていた微塵の生玉葱を投入も
さして味変にはならず。

てんかすが水分を吸い込むので、多そうに見えた出汁も
食べ終われば全く残らない。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


+50円はかかるけど、追い飯の発注は必須。

富白@御徒町 2020年2月15日(土)

昭和通り】を【秋葉原】方面に。

【仲一通り】との交差点を左折し
30mほど歩いた左手。

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11:30少し前の着で店頭三人の待ち。

定刻通りに開店。

店内は厨房を囲むL字型七席のカウンター、
四人掛けのテーブルが一卓。

その後、食べ終わって出るまでの来客は八。


券売機は入り口左手。

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食したのは、
鶏塩タンメン(大)。
値段は840円。

麺量は220gの表示。ちなみに
並は150g。


食券を渡してから10分ほどで
白い丼に入った一杯が
カウンター越しに渡される。

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野菜が美しく盛られている。
でもチャーシューはデフォでは入ってないのね。
「ぶた」が付いているメニューを買わないといけないんだね。

 

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野菜はモヤシ主体にキャベツ、人参など。
中華鍋でしっかり炒まっている。

試しに一掴みを口に運ぶと
口中がべろべろになる熱さではない。
これならばくばくイケちゃうな。

でも塩味がかなり強い。
七割方をそのまま食べる。

 

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麺は中、縮れ。
表面滑らかで、ずるっと啜れる。

ぐっと歯を立てればもっちりした噛み応え。
量は確かに200g強。

浅草開化楼」の札が掲げられているけれど、
やはり太めの麺の方が性に合っていると思う。


スープは鶏主体の白湯。
さらさらとしてコクや旨味は軽め。

どうやら、先の野菜の塩分を足して
丁度になるよう調整されているよう。

でもかなりの量を
そのまま食べちゃったからなぁ。
少々、物足りない感じに。

くいくいと飲めるのは良いが
カラダを慮って、2/5ほどは残す。

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評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


供される前にバーナーで炙られていた
チャーシューは食べてみたかったな。

夏場は《つけ麺》も供されているようなので
その機会を狙うかな。