RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や 久@茅場町 2018年12月13日(木)

一ヶ月前に新規オープンの
『二郎』インスパイア系。

場所は【茅場町】と【八丁堀】の丁度中間。

新大橋通り】から
吉野家』と『はなまるうどん』の間の道に入り
右側の方を注視していれば藍色の幟が見えて来る。

イメージ 1


店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター。

12:50の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客も三。


券売機は入り口左手。

食したのは、
カネシ醤油ラーメン+半熟味玉。
値段は800+100で900円。

麺量は250g、『浅草開化楼』謹製、
茹で時間が10分ほど掛かる旨の貼り紙がある。


食券を渡してから12分ほどで
トッピングの確認があるので「野菜マシ」だけをお願いする。

先達のブログ写真を見ると野菜は事前コールとなっていたが
どうやらシステムが変わった様子。

「ニンニクは宜しいですか?」との重ねての問いかけもあるが・・・・。
入れた方が美味しいのは間違いないんだけどねぇ。


そして受け皿の上に乗った漆黒の丼に
モヤシが景気良く盛られた一杯がカウンター越しに渡される。

こぼさないように注意して下ろさないと。

イメージ 2


イメージ 3


たっぷりのモヤシに下の方にはちょっとだけキャベツ。
カラメも予め掛けられている。

頂点からわっしと箸で掴み口にいれれば
かなりしゃきしゃき。

でも味がちゃんとするので、このままでも十分にイケる。


イメージ 4


六割方を食べたところで麺を引っ張り出す。

濃い色に染まった、やや太、捻じれ。

芯も太くごわごわ。

箸にぐっと力を入れてわしっと持ち上げ、
はむっと口いっぱいに頬張り
もごもごと咀嚼する。

美味しい。とっても美味しい。
麦の味がしっかりして、良い具合にスープの味も染みている。

量は確かに250gほど。


スープは豚醤油。黒に近い琥珀色。

熱さはそれほどでもなく、丼に直接口を付け
ずずっと飲むと、おや、思いの外鹹くない。

濃厚であるし、旨味も強いのは間違いないものの、
脳天に響く様なしょっぱさはない。

なので、躊躇なく飲めてしまう。

危ない危ない。すんでのところで完飲を踏み止まる。

イメージ 5



イメージ 6


豚は大人の掌大、2cm厚のバラ巻が一枚。

ふわとろで、持ち上げるとはらりと崩れる。

こちらも濃い色は付いているものの、しょっぱくはないし
脂も適度に落ちている。

これはマシても良かったかも


イメージ 7


イメージ 8


トッピングの玉子の表面は薄い色付き。

黄身の芯がとろりといい具合に蕩けている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


相当に良く出来たインスパイア系。

夏に向けて《まぜそば》もやって欲しいなぁ。