ん?近江??
確かその名を冠したラーメン屋さんが近隣に在ったよな。
確かその名を冠したラーメン屋さんが近隣に在ったよな。
標題店は【銀座INZ2】の二階、一番【銀座】寄り。

12:10ちょい過ぎの店頭は三人ほどが並んでいる。
もしかして満員?と中を覗き込むと空席はちらほらと目に付く。
入り口脇のタッチパネル式券売機で食券を買い
着席したのが12:15。
着席したのが12:15。
店内は厨房に向いたストレート三席と四席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓、二人掛けが十二卓。
四人掛けのテーブルが二卓、二人掛けが十二卓。
12:20には満卓に。
その後も来客が途切れることはない。
その後も来客が途切れることはない。


食したのは、
1日分の野菜のちゃんぽん(大)。
値段は980円。
1日分の野菜のちゃんぽん(大)。
値段は980円。
「黄金だし」との一文が付されている。
食券を渡してから12分待って
赤い受け皿に乗った大きめの丼が目の前に置かれる。
赤い受け皿に乗った大きめの丼が目の前に置かれる。

おお、野菜が多種盛られている。

横からの盛り上がりもかなりのもの。
それにしても「一日分」は量を指すのか種類を指すのか。
量だとすれば『二郎』の野菜マシは何日分になるんだろ?
量だとすれば『二郎』の野菜マシは何日分になるんだろ?
ってなコトを考えながら、うっすらと色の染まった野菜を上から
ふ~ふ~してから口に運ぶ。
それでもまだまだ熱々、うっかりすると火傷をしそうになる。
ふ~ふ~してから口に運ぶ。
それでもまだまだ熱々、うっかりすると火傷をしそうになる。
こりこりとした木耳も入って嬉しいんだが
如何せん肉が少ない。
ほんの数欠けで、これはフラストレーション溜まる。
如何せん肉が少ない。
ほんの数欠けで、これはフラストレーション溜まる。
六割がた喰らったところで天地を返す。


麺は細、ストレート、僅かにカール。
表面粗目でしなっとし、それでも
芯にコシはちゃんとある。
芯にコシはちゃんとある。
ぷつんとした噛み応え。
量は200g強だろうか。
スープを一口啜ってちょっと驚く。
おや、『神座』のそれに似てるかも。
おや、『神座』のそれに似てるかも。
野菜由来と思われる甘みが
さほど強くはないけれど醤油出汁の旨味を
よりまろやかな優しいものにくるんでくれる。
さほど強くはないけれど醤油出汁の旨味を
よりまろやかな優しいものにくるんでくれる。
それでも2/5ほどを残してしまう。

評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
《ちゃんぽん》を冠しながらも、
その実態は《タンメン》。
その実態は《タンメン》。
「近江」が付いているのは
トロミのない醤油味の意だったのだろうか。
トロミのない醤油味の意だったのだろうか。
もっともこれでトロミがあったら
食べるのにもっと時間が掛かっていただろう。
食べるのにもっと時間が掛かっていただろう。