RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

天丼・らあ麺 ハゲ天@銀座 2018年3月9日(金)

一週間前にオープンの新店は
老舗の天麩羅屋さん×ラーメンのコラボ。

場所は【A1出口】から【晴海通り】に出て
すずらん通り】入って直ぐ。

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店内は厨房を囲むコの字型十七席のカウンター。

12:35の店頭着で三人ほどが屯っている。
おや満員なのかな?と
暖簾越しに覗き込むと空き席はある。

どうやら外人さんが食券購入の段で戸惑っている様子。

3分ほど掛かり着席し周りを見渡して吃驚、
客の半分以上が外人さん。
場所柄なのか曜日と時間の故なのかは判らんけど。

ふふふ。じゃぁここは私が
正しい箸使い、正しいラーメンの食べ方を見せてあげようじゃないか、と
ちょっと勢い込む(嘘)。

その後
食べ終わって出るまでも来客は続々で
常に満員が維持される。


券売機は入り口右手。

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食したのは、
胡麻豚骨らぁ麺+替玉。
値段は980+100で1,080円。


食券を渡してから10分ほどで
黒塗りの四角い盆に
麺の入った丼、具材の乗った皿、蓮華がセットされ供される。

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この時点で箸が載っていないのはなんとも不思議で、
自分が箸箱から取り出すのを見て、お隣の外人さんは
おお、そうなのか、と夫婦で頷き合っている。


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トンコツスープは濃く白濁もさらりとしており
上にはたっぷりの青葱と白胡麻が見えるだけと至ってシンプル。

変な匂いも無くざらつきも無く滑らかミルキーだが
一方でコクには欠ける。
良い言葉で言えば、ひじょうにすっきりしている。


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麺は極細、ストレート。

特に硬さコールはしてないけど
やや軟らかめでぷっつりした噛み応え、
多少歯に纏わり付く。

量は100gに欠ける感じ。


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メンマは細めで薄色・薄味。
さく、とした噛み応え


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別添の具材は全て天麩羅で
チャーシュー三枚、海苔、紅生姜が各一枚。

チャーシューは子供の掌大4㎜厚。
こんなカタチで出されるのは初めてなので
どう食べて良いのか判らず、一枚はそのまま
あとの二枚はスープに漬して。

軟らかくて味も沁み食べ易い。
胡麻油の香りも上々。

衣から油分が溶け出し
スープが次第に味変する。

海苔はパリパリ。

紅生姜の酸味は箸休めに丁度良い。


頃合いを見て替玉をカタメでお願いすると
仲居さんが「できるかどうか確認します」って、オイ
他には誰もやっとらんのかい!

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ほんの数十秒で到着。
少しくっついたようになっているが
先ほどとの比較では確かにカタメ。

でもこれを足しても満腹感には欠けるなぁ。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


店員さんも、その容貌から見ると多国籍。
するとこの客層は、最初から想定済のものだったんだろうか。