RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

辛三郎@大森 2017年2月11日(土)

一昨日食べたばかりの{二郎系}だが
なんとなく物足りない。

で、先週至近にオープンしたての新店を思い出す。
金・土・日の昼のみと言う変則的な営業時間も
今日に限っては勿怪の幸い。

場所は【東口】に出て【アトレ】を背に
50mほど直進した右手。

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以前は確か、ホットヨガだったか加圧トレーニングだったか
健康系の店舗だったかと。

今回は真逆で、その振れ幅は凄すぎる。


11:20の着。
11:30~と聞いていたけど、店の前では
一組の男女がチラシを配り呼び込みをしている。

「もう入れますか」と確認すれば
「どうぞどうぞ」とのことなので足元に気を付けながら地階へ。


夜は居酒屋系になるのだろう、奥に広いスペース。

けど昼時に解放されているのは
厨房に向いた四席のカウンターと
四人掛けのテーブル(と言っても、ビールケースを積んだ上に
天板を置いてるだけのもの)が四卓。

先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は食後にカウンターの端で。

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《小ラーメン》をお願いすると、
今日は《辛玉葱100円》と《豚増し200円》ができますが
どうしますか、と確認される。

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なので食したのは
小ラーメン 豚増し。
値段は800+200で1,000円。

重ねて「トッピングは?」と聞かれるので
野菜増し
にんにく抜き
をお願いする。


七分ほどで
銀の盆の上に乗って比較的大きな丼がカウンター越しに渡される。


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野菜の盛りはそれほどでもない。

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でもキャベツ多めなのは嬉しいかも。

かなりしゃきっとしているので
一口二口食べて直ぐに天地を返す。


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麺は中、やや平、角の有るストレート、僅かに捻じれ。

表面は軟目も芯はしっかりあり、かなりごわごわで
そこそこの格闘感。

口の中が麦の味でいっぱいになる。

量は200gほどの体感。


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スープは豚+醤油。

表面には透明な油の層。
脂肪の粒子も点々と浮かぶ微乳化。

尖りは無いものの醤油が立ってかなり鹹い。
二口三口飲んでは見たけれど、相当の凶暴さで
かなりの量を残してしまう。

それでも後でむちゃくちゃ喉が渇いた。


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豚は子供の握り拳大が六個と豪勢。

大蒜醤油が沁み、しかし漬かり具合にはバラつきがある。

硬さについても同様で、軟らかいもの・硬いもの・
筋っぽいもの。

なので、良いモノは ネ申 ってるのに反し
良くないモノは鹹くてごりっとしている。

ただ総じて、脂肪はしつこくない程度に落ち着いている。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


営業日換算で、まだ五日目だから
この先どうなるかは判らないけど
幾つかの点で修正されれば、素晴らしい一杯に進化するんじゃないか。

ただ、値段もそこそこなんだから
もうちょっと野菜はマシて欲しい。