インスパイア系の一杯が気になって、
十日ほどのインターバルで再び標題店へ。
店内は厨房に向いた縦に長いC字型二十一席のカウンター、
二人掛けのテーブルが五卓。
12:50の入店で先客は八。その後、
食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口左手。
食したのは、
G郎ラーメン。
値段は850円。
食券を渡すと同時に、
野菜増し
大蒜抜き
を申請。
麺の硬さ、脂の量、味の濃さは
指定せず。
ライスは何時も通り、不要と。
8分ほどの待ちで供された一杯。
野菜が思いの外、景気良く盛られている。
しかもその形状がドーム形になっているのは
珍しいかも。
モヤシを主体にキャベツも少々トッピング。
カラメも掛け回されているので、
上からわしわし食べて行く。
くったり茹で加減でほくほく。
それでも熱過ぎないから、捗る捗る。
あっという間に八割方を食べ尽くす。
チャーシューはトランプ大、
5㎜厚のロース肉が二枚。
スープに沈めるだけで崩壊してしまうほどほろほろ。
そして今回も切り置きの臭いがする。
スープの表面にはたっぷり背脂。
デフォでもこれだけの量は立派。
増さなくて良かった。
麺は中、やや細、厚みある平。
ほんの少し短めも
立派に{G系}らしい見た目。
表面は滑らか。
箸でぐっと持ち上げ口に入れれば、
軟らかめでもっちり、
芯に微かな歯応えを感じる程度。
量は200g弱ほど。
スープは乳化が進み白濁。
カエシが入っていないような色味。
実際、旨味と豚らしい出汁の香りは感じるものの、
醤油の鹹さは殆ど伝わって来ず。
ジャンクさのないこの手の一杯も珍しい。
写真では色濃く撮れているが、
現物はほぼほぼ白色。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
食べ終わるのに6分ほど。
悪くはないが、妙におとなしく纏まっている。