RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ソラノイロ・NIPPON@東京ラーメンストリート 2016年8月12日(金)

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10:45の店着。
店内は壁に向いたL字型十五席のカウンター、
八人掛け・四人掛け・二人掛けのテーブルが各一。

この時点で先客は七。
その後は次々の来客で結構な繁盛振り。


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券売機は店の外左手。


確か汁ナシがあったよなぁと思い手を伸ばすと同時に
素敵なポスターが視界に入る。

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これこれ、これでしょ、やっぱり。
「限定80食」と書かれていても
この時間なら安全域。

オマケに「大盛(1.5玉)まで無料増量」だなんて
素晴らしすぎる。


食したのは、
冷たい煮干し塩ラーメン+半熟味付玉子。
値段は880+120で1,000円。
勿論「大盛」コールでね。


待っている間にはお運びのお姉さんが個別に
エプロン使用の有無を尋ねて回る丁寧な対応。


九分と思いの外待って、白い丼が目の前に置かれる。

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ミニトマトの赤、酢橘・岩海苔・葱の緑、蕪の白、
玉子の黄色と彩が目にも鮮やか。


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麺は中、やや細、捻じれ。
もっと細い麺かと思っていたら
意外と太さがあり驚いてしまう。

口当たり、喉越しはつるんと良好なのに
ごわりとした噛み応え。
芯が厚く、格闘感さえある。

なので、するっとは啜れず、
はむはむと口に入れる。

量は200g強あり、そこそこ満足。


スープは透明感のある塩。
出汁は炒り子らしくクセのない
淡い干物の海産物の旨味。

塩の尖りも無くさっぱり、すっきり淡麗。

酢橘の仄かな酸味と、
岩海苔の潮の香りが良い塩梅に効いている。

当然のことながら完飲。


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チャーシューは低温調理の鶏の削ぎ切りが二枚。
花札大、五mm厚。しっとりしている。


一枚だけ入っている白い物体は
どうやら蒲鉾のよう。

しかも味が独特で上品。
ひょっとして鱧かしら。


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トッピングの玉は黄身がやわやわと
とろんとし、濃厚な出汁の旨味が効いている。
美味しい美味しい。

蕪は時として繊維っぽいけど、
土臭さも無く上々の炊き上がり。


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プチトマトは色味は美しいけど
ちょっとだけ酸味が強いかな。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


食べ終わって出る頃には
丁度『六厘舎』の入店が始まっており
あいも変わらず凄い行列。

標題店に入る前に
ひいふうみと数えたら
三十人近くで、これは第一陣入場には微妙かもと
諦めた経緯。

でも季節限定を食せたので、
ここは善しとしておく。