RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

重厚煮干中華そば 大ふく屋@海浜幕張 2016年6月8日(水)

【プレナ幕張】飲食店街の一軒。

イメージ 1


野郎ラーメン』の関係店との認識はあり、
尤も標題店は同じスペースに二軒が軒を並べている。
券売機も共通で上下段に分かれて使用。


席は厨房前に衝立が有り、奥と手前に別れている。
自分は手前のスペースに案内されたので
奥の状況は窺い知れず。

目に入る範囲では
十人掛けの大テーブルが一卓、
二人掛けが一卓、四人掛けが二卓。

11:25の入店時にはほぼほぼ満席。
その後も次々の来客で大層な繁盛。

もっとも【幕張メッセ】での催事に左右されるんだろうけど。


券売機は店の外、左側。

イメージ 2


食したのは、
煮干し玉つけ麺。
値段は900円。

通常の《つけ麺》が850円なので、
玉子が付いて+50円は良心的。

「中盛り無料」とも掲示があったので、
食券を渡す時に店員さんに伝えようと思っていたら
先方からその旨の告知。

一も二も無く頷き、接客も丁寧。


六分ほどで麺とつけ汁が供される。

イメージ 3


おお、なんか具が豪華だ。


イメージ 4


麺は中ストレート、僅かに捻じれ
押し出しパスタのように楕円形。

表面滑らかに見えるが、実際は粗目。
そしてぼそぼそした食感に
ぶちぶちと切れてしまう噛み応え。

コシもなにもあったもんじゃなく、
あっと言う間に口の中でばらばらになってしまう。

喉越しも悪く、ここ暫くで食べた中では
相当に異色。

これが仕様なんだろうか。

量は300gほどあり、そこそこお腹が膨れる。


イメージ 5


つけ汁は動物系+魚介系。

茶の湯に使われるような茶碗に入り、
これは珍しいかも。

滑らかで、ややの粘度。
しかし、粒子もちゃんと舌に当たる。

「重厚煮干」と書かれているけど
そこまでの煮干し感は無く
動物系とのバランスが取れた
丸みを帯びた仄かに甘みのある優しい味。


具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、玉子。


イメージ 6


チャーシューは二種。
煮豚としっかり味が付いた焼豚。

何れも大人の掌大で厚みがあり、
一見リッチ。

でも前者は筋が切られてないので
噛み切り辛い。

後者は尖りのある醤油味で
こちらもかなり筋っぽく
やはり噛むのに難渋する。


イメージ 7


メンマは二本、濃い色付き。
軟らかいが、
大量生産品の様な味。

トランプ大の海苔一枚の上にちょこんと乗っている。


イメージ 8


イメージ 9


玉子の表面も濃い色付き。
半分に割れば黄身はとろんとしている。

チャーシューに似た味がする。


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。


他所で食べた系列店を除き、
界隈の主だったラーメン屋さんは
ほぼ行ったと思うけど、
ぎりぎり再訪しても良いなと思ったのは
『ジャンクガレッジ』くらいかも。