RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や まめよし@有楽町 2015年1月14日(水)

【銀座口】に出て目の前。

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本来は『とり饗』という焼鳥の店が
昼の間だけ変身するようだ。

店内は厨房に向いた六席のカウンター。
壁に沿って二人掛けの小さいテーブルが三卓。
でもテーブルの方は調味料や水、お客さんの荷物置きに
使われている。

12:50の入店で先客は四、
その後食べ終わって出るまでの来客は五。
やはり立地の妙だろう、そこそこ繁盛している。

そして厨房内は、若い小柄な御嬢さんが独りで奮闘している。
客への声掛けも適宜、麺を作る所作もなかなか堂に入っている。

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券売機は入り口右手。
機械が小さいのと、座席の背の方向なので、
ちょっと判り辛い。


食したのは、
味玉らーめん 大。
値段は900円。

普通+50円で大盛は良心的な価格設定かも。

七分ほどで、「丼が熱くなっているのでお気を付け下さい」の声と共に
カウンターの上にとんと一品が置かれる。

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かなり濃い色のスープだが・・・・。


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麺は中ストレート。
表面にややの粗さはあるが、その分
スープの持ち上げは十分。
ただ、啜り込むのに難渋することはなく、
するるっと口の中に入って来る。
そして、その太さの割りには、
もちりとした食感。
浅草開化楼』の札が店先に揺れていたが
成る程ね。

量は200gくらいだろうか。


スープは豚骨+魚介の醤油。
これが見た目を裏切るさっぱりさ加減。

豚骨魚介系のつけ汁に慣れた舌には
最初物足りなかったけど、次第に旨味が染みる様に
判り出す。

両者は突出せず、バランスが取れている。

それにしても、夜の呑みの後とか、
女性にぴったりと思うが、営業時間も客層も
そこから外れてるのよね。


具材は、チャーシュー、メンマ、海苔。


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チャーシューは長めの短冊大が一枚。
軟らかく煮上がって豚らしい美味しさ。

しかしちょっとだけ、特有の匂いを感じてしまった


メンマは濃い色と味。
軟らかく舌で押し潰せるくらい。
そして量が多いのも嬉しい。


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海苔はトランプ大が一枚。

たっぷりの葱と一緒に、刻んだ大葉のようなものも入っている。


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トッピングの玉子は濃い色付き。
二つに割れば中まで味は沁み、
黄身がとろりと流れ出し濃厚な旨味。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

いかんいかんと思いながら、結局スープまで完飲する。
それ程、あっさりした味だったし、最後まで飽きずに
イケたのも素晴しいかも。