九段 斑鳩＠市ヶ谷 2017年3月22日（水）

前回の訪問から丁度９年振り。
なので移転後は初めてになる。

場所は【Ａ３出口】から【靖国通り】を【九段下】方面へ５０ｍほど。

看板は無いし暖簾も無いし、
横は坂道なので半地下みたいな立地だし、
あまりにもさりげなさすぎで、
知らないと通り過ぎてしまいそう。

店内は厨房を囲むＬ字型十二席のカウンター。

１３：０５の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。

券売機は入り口左手。

食したのは、
煮玉子らー麺+麺大盛り（ﾀﾚ ｽｰﾌﾟ 増量）。
値段は820+120で９４０円。

食券を渡してから５分ほどで
ちょっと大き目の丼がカウンター上に置かれる。

葱が無いのは珍しいかも。

水菜とアラレが配されて
海苔を中心にシンメトリーに見える。

麺はやや細、ストレート、僅かに捻じれ。

表面は滑らかでつるんと啜れる。
気持ちの良い口当たり。

ややもちんとした噛み応え、
麦の旨味が詰まっている。

すっきりした喉越し。

量は200ｇほどだろうか。

スープは粘度ややアリで白濁。

Ｗスープと思われるが
動物系が支配的。
魚介系は後ろに隠れてしまっている。

細かい粒子が舌に当たるが
引っ掛かる感じはない。

濃厚さとすっきりさを併せ持つ
不思議な感触。

そして以前よりも
間違いなく熱くなっている（笑）

具材は、チャーシュー、メンマ、海苔。

チャーシューは子供の掌大。
ほろほろと軟らかく、
上品な豚の味がする。

メンマは薄色で薄味。
軟らかい噛み応えで
これも優しい感じ

海苔は５ｃｍ四方が一枚。
香りが良い。

トッピングの玉子の黄身はやわやわと固まり
和風出汁の味が染みて濃厚に旨い。

評価は、☆５点満点で４．５（☆☆☆☆★）。

前回訪問時よりも更に粘度が増し、
動物系が強くなっている印象。

これからも少しづつ変って行くんだろうか。