RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

味覚 二号店@新橋:四川料理

その辛さで、何かと話題の一店

近隣に在る『一号店』は混んでいるかも
とのコトだったので、標題店に予約を入れての訪問。

店内はテーブル席が相当数ある、かなり広めの空間。
宴会の集団あり、カップルの来店あり、
ふらりと入って来て麺・飯類をさっと食べて後にする男性客ありで
使われ方も客層も幅広い。

時間限定の「食べ放題・呑み放題」コースもあったのだが、
当日の我々はと言えば、ぱらぱらと人が後から追い付いて来るため
一斉開始の当該メニューはムリ。

で、例によって単品を随時オーダー、
安い値付けのビール(確か500円以下だったかと)を呷りながら
次々と胃の腑に納めて行く。


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《葱チャーシュー》《棒棒鶏サラダ》
《中華ソ-セージ》

先ずは安価な小皿料理から三品を選択。
写真からも判る様に、基本、赤みがさしている。

しかし、辛さの度合いや種類は料理によって異なり
差別化はきちんとできている様子。

ただ、この時点で、口の中はひりひり。
ビールが進んで進んで仕方がない。


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よだれ鶏》《海老マヨ》

初手から辛味が満載だったので、
舌休めに選択した二品。

よだれ鶏》は見た目ほどの辛さは無い。
トマトやナッツも添えられ、食感の広がりと共に
すいすいと食べられる。

《海老マヨ》は言わずもがな。
ぷりぷりの海老にたっぷりのブロッコリー
甘味のあるマヨネーズが掛かり、小休止になった。


イメージ 3


《トマト玉子炒め》《豆苗炒め》

これも辛くないメニュー。

《トマト玉子炒め》は赤く見えるが全然OK。
量もたっぷりで玉子好きには嬉しい。
トマトの酸味も新鮮。

《豆苗炒め》も量がたっぷり。
ただ、味付けは、やや鹹め。
もうちょっと、湯の味が付いている方が好みだな。


イメージ 4


《八宝菜》《回鍋肉》

野菜をたっぷりと摂取できた一品。

特に後者は、大振りに切られた野菜がごろごろと入り、
予想外の外見と食感。


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《棒餃子》

表面に胡麻がふらているのは珍しい。

そして、これがどうにも、病み付きになりそうなほど美味い。
何も付けずに食べても、それだけで旨味は十分。


そろそろ、お腹がくちくなってきたので、
ここいら辺で麺、行ってみる。

最初は一人一品を頼んだのだが、
お店の人が「ウチのは量が多いヨ。残したら
勿体ない」と止めるので、二品で我慢するが
これがどっこい、店員さんの言が正しく、
食べ切るのがやっとだった。


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《麻婆刀削麺

つけ汁にはパラフィン紙が掛かっている。
それを外すと・・・・、うわ、辛さが立ち上がり、目にまで滲みる。
これはとってもムリ。
自分的には手が出せない。
見ているだけでも、もうギブアップ。


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《角煮刀削麺

麺はぶっとく、ぴろぴろでむちむち。
表面はやわやわだが、芯にはしっかりとコシがある。
大きさが不揃いなのも良い感じ。
縁の断面はぎざぎざなので、汁の絡みも上々。

一人で全部食べ切ったが、確かに量、多いわ。
普通の人ならこれだけでお腹一杯になると思う。

軟らかく、甘辛く煮込まれた豚肉もたっぷり載せられ、
やわやわと口の中で蕩けて行く。
八角の香りも好し。

やや灰汁の強いスープも全然大丈夫。
〆の一品として最適だった。


いや~、お腹がはちきれそうなほど膨れた。

で、御代はと言えば、三人合計で1.7万円。

店の人が、ちょっと怪しい日本語で話すことには、
「ウチの平均は3.5千円くらいヨ。
お客さん達、ちょっと食べ過ぎ、呑み過ぎネ。
次からは、食べ放題した方がイイヨ。時間制限あるけど」
とのコトで、う~ん、なんて実直なお店なんだと感動。


評価は、中華基準の☆五点満点で
☆☆☆★。

しかし、辛かった・・・・。