いや、いけないんだ、ホントは、こんな食生活をしてちゃ。
でも、東京地方は真冬並みの寒さで、雨もパラついている。
でも、東京地方は真冬並みの寒さで、雨もパラついている。
気が付くと、黄色い看板の前に引き寄せられてしまっていた。

店内はL字型、十席のカウンター。
13:00の店頭着で、何と、空き席が三。
13:00の店頭着で、何と、空き席が三。
ある程度の行列を覚悟していたのだが、荒天のせいだろうか。
加えて、丁度、二回前のロットの客が、ごっそりと席を立ったばかり。
加えて、丁度、二回前のロットの客が、ごっそりと席を立ったばかり。
これ幸いと、店の右奥の券売機で食券を買い、
指定された席の前で渡し、給水機から水を注ぎ着席する。
指定された席の前で渡し、給水機から水を注ぎ着席する。
しかし、残りの席も直ぐに埋まり、食べている後ろには待ちの客。
「外は寒いですから」と、店主は積極的に中に誘導する。
「外は寒いですから」と、店主は積極的に中に誘導する。
食したのは、小ブタ。
値段は800円。
麺量とブタの量の違いだけで押し通す、
それ以外のトッピングは全く無い、
ある意味、潔い一店。
値段は800円。
麺量とブタの量の違いだけで押し通す、
それ以外のトッピングは全く無い、
ある意味、潔い一店。
五人分を一ロットで茹で上げ、丼にスープを注ぎ麺を入れ、
野菜とブタを乗せた時点でコールタイム。
野菜とブタを乗せた時点でコールタイム。
この時はたまたま店主から向かって左側から
早く来た客で、自分は二番目。
「野菜マシ、で」とお願いする。
早く来た客で、自分は二番目。
「野菜マシ、で」とお願いする。


なんだが大きな脂肪の塊も見え隠れするが、
これ、ひょっとして「ブタ」かな。
うわ~、食べ切れるかな、この脂。
これ、ひょっとして「ブタ」かな。
うわ~、食べ切れるかな、この脂。
例によって野菜を上から、少しづつスープに浸し平らげる。
ある程度、食べ進んだ時点で麺を引きずり出す。
ある程度、食べ進んだ時点で麺を引きずり出す。

麺は中平、やや捻じれ。
200g強はあるだろうか。
200g強はあるだろうか。
それにしても、噂では聞いていたが、ホントに軟らかい。
コシとか強さとか言ったものは皆無で、非常にやわやわとしている。
しかし、引っ張っても切れることはなく、柳腰の弾力。
コシとか強さとか言ったものは皆無で、非常にやわやわとしている。
しかし、引っ張っても切れることはなく、柳腰の弾力。
表面は滑らかなので、啜り心地は良好だし、
口の中で麺の旨味が一杯に広がる。
口の中で麺の旨味が一杯に広がる。
極めて異色だが、嫌いじゃあないな、これは。
でも、この麺にはあっているぞ。

ブタを引っ張り出してみる。
大人の握り拳、1.5ぐらいの大きさの塊が4~5個に
切り分けられている。
大人の握り拳、1.5ぐらいの大きさの塊が4~5個に
切り分けられている。
持ち上げようとすると、はらはらと落ち、
少し振るだけで、脂肪まで剥がれ落ちて行く。
少し振るだけで、脂肪まで剥がれ落ちて行く。
なんちゅ~、軟らかさじゃ。
それでも口の中に放り込めば、しっかりと豚の味。
脂肪も頑張って全部食し、
手がぬるぬるするのを厭わず、丼から直に
スープを八割方飲んだところで終了とする。
手がぬるぬるするのを厭わず、丼から直に
スープを八割方飲んだところで終了とする。
矢張り塩分の取り過ぎは・・・・(以下、略)。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
帰り際にカウンターの上を見上げると、
「技量不足のため、かため は出来ません。」との貼り紙がある。
わははは。これはユニークだ。
「技量不足のため、かため は出来ません。」との貼り紙がある。
わははは。これはユニークだ。
麺もスープもブタも軟らかだが、
にこやかに一杯を作っている店主の
人柄が全てに現われている気がした。
にこやかに一杯を作っている店主の
人柄が全てに現われている気がした。