RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン二郎 新橋店@新橋 2013年12月16日(月)

北風も強く吹いて、寒さを一層厳しく感じるようになれば、
夏には、あれだけ疎んじていた黄色い看板も
妙に親近感を持てるようになった今日この頃。

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店名には「新橋」とあるし、住所も【西新橋】だが
自分的には【愛宕】の方がしっくりと来る。

場所は『港屋』『紅蠍』の斜向かい。

店内はL字型十四席ほどのカウンター。
13:15の入店時に先客は五。
その後、食べ終わって出るまでの来客も五と
まずまずの繁盛だが、
日頃、同系列店の、あの行列を見慣れていると、
並ばずに入れるのは有り難い。

券売機は入り口右手。

食したのは、ラーメン+味玉子。
値段は700+100で800円。
「ブタ入り」か「大」かと迷ったのだが、
Web上の事前情報では何れも量が多そうだったので・・・・。

先にカウンター越しに食券を渡し、
給水器で水を注いでから着席、コールを待つ。

言葉では発せられず、手で指し示されたので(他に、待ち客が居なかったからか)、
「野菜、で」とお願いすると、出されたのかこちら。


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下に大きな受け皿が付き、丼の縁からはスープが溢れ、
油でぬるぬるとしている。

こんもりと盛り上げられた野菜で麺は見えない。

それにしても大した分量だ。
殆どモヤシだが、スーパーで売られている一袋は
ゆうにありそう。

まずは野菜をスープに漬しつつ食し、暫し後に
麺を引き出す。


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麺は太、ストレート。
濃い麦色。いい面構えだ。
表面は、やや軟。しかし、芯にはがっしりとコシが有り、
十分な格闘感。
わしわしした感じも堪らない。

しかし、思ったほど量は無い。
茹で前で200gくらいだろうか。


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スープは表面を厚く透明な油の層が覆う。
写真では白っぽく写っているが、
実際は濃い濁った琥珀色。
かなり沈殿しているので、
しっかりと掻き混ぜるのがおススメ。

尖りの無い穏当な鹹さで、比較的
大人しい美味さ。
ぐびぐびと飲めてしまう。

コールをしていない大蒜が仄かに香るのは、
デフォで幾らかが投入されているのだろう。


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豚は(と言うよりも、チャーシューだな、これは)
大人の掌大が三枚。
最初はややぱっさりした感じだが、
スープに漬すと、みるみるしっとりさを取り戻す。
肉らしい歯応えの、豚らしい味。


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玉子は表面に薄い色付き。
中を割れば黄身がトロトロ流れ出す。
味付けは薄目だが、しっかりと出汁が染みていて美味い。

で、夢中になって麺と具を平らげ、はて、少し物足りない。
やっぱり、量自体を多くすべきだったかと、少々反省。

ならばと、スープを丼から直接、指がぬるぬるになるのも厭わず
八分目くらいまで飲んだところで、はたと気づく。
いかんいかん、医者から塩分を控える様に言われてるんだった・・・・。

泣く泣く残してしまったのは、作ってくれた人に
ホントに申し訳ない。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

武闘派ではない、穏健派の『二郎』。
食べ易くて、自分には丁度良いかも。