北風も強く吹いて、寒さを一層厳しく感じるようになれば、
夏には、あれだけ疎んじていた黄色い看板も
妙に親近感を持てるようになった今日この頃。
夏には、あれだけ疎んじていた黄色い看板も
妙に親近感を持てるようになった今日この頃。
場所は『港屋』『紅蠍』の斜向かい。
店内はL字型十四席ほどのカウンター。
13:15の入店時に先客は五。
その後、食べ終わって出るまでの来客も五と
まずまずの繁盛だが、
日頃、同系列店の、あの行列を見慣れていると、
並ばずに入れるのは有り難い。
13:15の入店時に先客は五。
その後、食べ終わって出るまでの来客も五と
まずまずの繁盛だが、
日頃、同系列店の、あの行列を見慣れていると、
並ばずに入れるのは有り難い。
券売機は入り口右手。
食したのは、ラーメン+味玉子。
値段は700+100で800円。
「ブタ入り」か「大」かと迷ったのだが、
Web上の事前情報では何れも量が多そうだったので・・・・。
値段は700+100で800円。
「ブタ入り」か「大」かと迷ったのだが、
Web上の事前情報では何れも量が多そうだったので・・・・。
先にカウンター越しに食券を渡し、
給水器で水を注いでから着席、コールを待つ。
給水器で水を注いでから着席、コールを待つ。
言葉では発せられず、手で指し示されたので(他に、待ち客が居なかったからか)、
「野菜、で」とお願いすると、出されたのかこちら。
「野菜、で」とお願いすると、出されたのかこちら。
下に大きな受け皿が付き、丼の縁からはスープが溢れ、
油でぬるぬるとしている。
油でぬるぬるとしている。
こんもりと盛り上げられた野菜で麺は見えない。
それにしても大した分量だ。
殆どモヤシだが、スーパーで売られている一袋は
ゆうにありそう。
殆どモヤシだが、スーパーで売られている一袋は
ゆうにありそう。
まずは野菜をスープに漬しつつ食し、暫し後に
麺を引き出す。
麺を引き出す。
麺は太、ストレート。
濃い麦色。いい面構えだ。
表面は、やや軟。しかし、芯にはがっしりとコシが有り、
十分な格闘感。
わしわしした感じも堪らない。
濃い麦色。いい面構えだ。
表面は、やや軟。しかし、芯にはがっしりとコシが有り、
十分な格闘感。
わしわしした感じも堪らない。
しかし、思ったほど量は無い。
茹で前で200gくらいだろうか。
茹で前で200gくらいだろうか。
尖りの無い穏当な鹹さで、比較的
大人しい美味さ。
ぐびぐびと飲めてしまう。
大人しい美味さ。
ぐびぐびと飲めてしまう。
コールをしていない大蒜が仄かに香るのは、
デフォで幾らかが投入されているのだろう。
デフォで幾らかが投入されているのだろう。
豚は(と言うよりも、チャーシューだな、これは)
大人の掌大が三枚。
最初はややぱっさりした感じだが、
スープに漬すと、みるみるしっとりさを取り戻す。
肉らしい歯応えの、豚らしい味。
大人の掌大が三枚。
最初はややぱっさりした感じだが、
スープに漬すと、みるみるしっとりさを取り戻す。
肉らしい歯応えの、豚らしい味。
玉子は表面に薄い色付き。
中を割れば黄身がトロトロ流れ出す。
味付けは薄目だが、しっかりと出汁が染みていて美味い。
中を割れば黄身がトロトロ流れ出す。
味付けは薄目だが、しっかりと出汁が染みていて美味い。
で、夢中になって麺と具を平らげ、はて、少し物足りない。
やっぱり、量自体を多くすべきだったかと、少々反省。
やっぱり、量自体を多くすべきだったかと、少々反省。
ならばと、スープを丼から直接、指がぬるぬるになるのも厭わず
八分目くらいまで飲んだところで、はたと気づく。
いかんいかん、医者から塩分を控える様に言われてるんだった・・・・。
八分目くらいまで飲んだところで、はたと気づく。
いかんいかん、医者から塩分を控える様に言われてるんだった・・・・。
泣く泣く残してしまったのは、作ってくれた人に
ホントに申し訳ない。
ホントに申し訳ない。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
武闘派ではない、穏健派の『二郎』。
食べ易くて、自分には丁度良いかも。
食べ易くて、自分には丁度良いかも。