RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 元福@恵比寿 2012年11月20日(火)

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オープン二か月目。
しかも、此処が2号店だと言う。

「元巨人軍の本木選手のプロデュース店」なる惹句が
冠されているが、正直この類は、功罪半ばすると思う。

ただ、それが故か、店内の壁面には
有名人揮毫らしい色紙も張り出されている。

店内は二人掛けのテーブルが五卓に
L字型八人掛けのカウンター。

開店間もない11:20の入店で先客はゼロ。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。

明治通り】を【渋谷橋】を起点に【三田】方面に5分は歩くから
【恵比寿】からは10分はかかるだろう。
あまり地の利があるとは思えんが・・・・。


券売機は入り口左手。


食したのは、特製つけ麺。
値段は1,030円。
大盛りは更に100円増し。

「あっさり」での味の調整が可能と
書いてあるので、オーダー時に伝えると
カウンター内から「油を控えますね」と声がかかるので、
こっくりと頷く。


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麺は中ストレート。
かなり白いが、表面にぽつぽつと
小さい黒点が認められる。
やや平たいものの、角が立ち
饂飩に見紛うばかり。
表面は滑らか、茹で加減は軟らか目。
もっちりとして喉越しも良好だ。
ただ、量は多くない、茹で前で200gちょっと、
だろうか。


イメージ 3

つけ汁は動物系+魚介。
茶濁しているが、表面をカイワレ、青菜が覆っている。
一口含むと香菜の様な独特の香り。
かなりのざらつきがあるが粘度は高くなく、
どちらかと言えばさらりとしている。
ガツンとは来ないが濃い味。
動物と魚介のバランスは取れている。
中には挽き肉も投入されている。


具材は、チャーシュー、筍、玉子、海苔。

デフォのチャーシューは乱角が数個。
特製分は大人の掌大、3mm厚が二枚。
肉らしい味わい。

メンマの代わりに茹でた筍が数個。
歯触りにはバラつきがある。

玉子は、やや硬めの茹で加減。
黄身の芯だけがとろりとしている。
表面には薄い色。
味はちゃあんと付いている。

海苔は10cm四方が三枚。
厚みがあって香りもある。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

全体的には悪くない。
応対も丁寧だし。
が、麺の量、具の内容を勘案すると
正直、高い、と思った。

勿論、素材そのものの価格は判らないから
あくまでも受けた印象での基準だけど。