席数103と、小さいながらも【シアター5】は
九割方の入り。
しかし、「109シネマズの日」だと言うのに
エグゼクティブシートが埋まってなかったりもする。
九割方の入り。
しかし、「109シネマズの日」だと言うのに
エグゼクティブシートが埋まってなかったりもする。
客層は中年のカップル多し。
事実を基にした物語、と
最近流行の一文が提示される。
最近流行の一文が提示される。
舞台は1979年。
市民と宗教者達が『パーレビ国王』から主権を奪還した
革命只中のイラン。
市民と宗教者達が『パーレビ国王』から主権を奪還した
革命只中のイラン。
それもその筈、事件から18年後の情報解禁で、
初めてその全容が明らかになったのだから。
初めてその全容が明らかになったのだから。
最終的に、彼等の解放は成功するのか?
これはかなり良くできた一作。
先ず、本作そのものが
ギミックとなっている。
ギミックとなっている。
実話と言う補強が無ければ、
こんな荒唐無稽な脚本は
お蔵入りになったことだろう。
こんな荒唐無稽な脚本は
お蔵入りになったことだろう。
常人なら思いも付かない様な、
余りにもお馬鹿な脱出作戦なのだから。
余りにもお馬鹿な脱出作戦なのだから。
それが実際に有った、との
裏付けがある事で、
我々は一層のサスペンスを感じることになる。
裏付けがある事で、
我々は一層のサスペンスを感じることになる。
それらは、一つ一つを取れば
古典的と言って良いほどありふれた内容ではあるけれど、
これだけ矢継ぎ早に繰り出されると、
我々は息つく間もないほどの緊張感を強いられる。
古典的と言って良いほどありふれた内容ではあるけれど、
これだけ矢継ぎ早に繰り出されると、
我々は息つく間もないほどの緊張感を強いられる。
特に計画が動き出した後半は、
気の休まるシーンが無く
脚本の『クリス・テリオ』の腕の見せ所である。
気の休まるシーンが無く
脚本の『クリス・テリオ』の腕の見せ所である。
枝葉の造り込みも冴えている。
緊急時にも拘わらず、
繰り出されるジョークは如何にも西洋人らしい。
繰り出されるジョークは如何にも西洋人らしい。
一方で、些末なことで議論が繰り返される、
米国社会のもつ弊害も、ちゃんと盛り込まれている。
米国社会のもつ弊害も、ちゃんと盛り込まれている。