RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

心がホッとするラーメン 麺屋 そら@大門 2011年8月14日(日)

隣は『福気』
斜め向いには『ポツリ』
角を曲がった二軒先には『大斗』と、
素晴しいポジションに出店した、
【大門交差点】の角に在る一軒。

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「ど~ゆ~成算があって?」とか
「本当にやっていけるんだろうか?」とか
要らぬ心配をしながらも、
前を通る度に覗き込むと、
まずまずの繁盛ぶり。
しかも、女性客の姿をそこそこ見かけるのは、
加えての不思議。

中はL字と壁に向いたカウンターが計十二席。
六席のテーブルが一卓。
二人掛けのテーブルが二卓。

当日は、11:30の訪問。
先客は三。その後食べ終わって出るまでに、
三人の来客。
時節と曜日と時間を勘案すれば、
そこそこの入りか。

入ってすぐ右側にある券売機で食券を買う。

食したのは、つけ麺塩並盛+味玉子。
値段は750+100で850円。
大盛は同料金ながら、何となく腹の具合が思わしく無く、
中盛にとどめ、更に醤油も有りながら、
これも優しそうな塩とする。

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麺は中ストレート。薄い褐色。
所々に、黒い点が見え、挽きぐるみ
と思われる。
芳ばしいほどの良い香りが漂って来る。
試しに口に含むと、歯に纏わり付く様な、
ねりっとした食感。
しかし、芯にコシは感じるし、
喉越しを含め、かなりの良品。
しかし、量が少ないなぁ。
大盛にすれば良かったと、後悔。
事実、七~八掬いで、食べ切ってしまう。

イメージ 3

つけ汁は塩。
これがかなりびみょ~。
出汁が強い訳でなく、塩の良さを感じる訳でも無い。
ただ、僅かな酸味と、きつめの辛さが舌に伝わる。
結局、全て飲み干せなかった。

中には、メンマが二本。
薄味で丁寧な処理。
軟らかい食感。

チャーシューと呼べるほどのモノは無く、
薄く小さく切られた肉片がちらほらと入る。

これが全て、自慢の麺を味わってもらうための仕掛けなら、
ある意味計算づくで素晴しい。
が、本当にそうか?

玉子は、芯がとろり。
味も控え目ながら、ねっとりと良い味。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
色んな意味で、判断に迷う店。

繁盛の原因は、一見さんや、
観光さんによるものでわ?
と、思われるのだが・・・・。