RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鶏ポタラーメン THANK@大門 2014年7月9日(水)

【大門】から【増上寺】方面に直進。
『そら』の手前の角を曲がり100mほど行った右手。

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12:45の店頭着で、券売機の前には三人の待ち。

店内は二か所に分かれた壁に向いたカウンターが計十席。
二人掛けのテーブルが二卓、四人掛けが一卓。

生憎の雨にもかかわらず満員も、回転も店員さんの差配も良く
ほぼ待たずに座ることができた。

その後も次々の来客で、席の空く間が無く、
食べ終わって出る頃にも、店先には四人の並び。

凄い繁盛だな。


券売機は入り口左手。


食したのは、
塩玉つけめん。
値段は900円。

食券を渡すと、麺量の確認をされ、
200/250/300gが同料金とのことなので、
当然、一番多い量をお願いする。

ちなみに、大盛は麺量が400gになり+100円。


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おお、見た目から素晴しい。

麺は中平捻じれ。
全粒粉を思わせる濃い茶色い粒子が散見され、
麺自体も、かなり茶味掛かっている。

表面は滑らかそうに艶々とし、
啜り心地も上々。

芯にはしっかりとコシもあり、
噛み応えもまずまずで、
これは良い感じ。

茹で前300gは、だいぶんお腹が膨れた。


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つけ汁は鶏。
表面には青葱がたっぷり。
粘度はかなり高く、麺への絡みは十分。

野菜の甘みも仄かに感じるが、
それを圧倒するほどのスパイシーさが口中に広がる。

芋類も入っているのだがろうか、
ややざらつきのある舌触りで、
成る程、ポタージュだ。

それと《つくね》の材料、軟骨や正肉も、
細かく叩かれて投入されている感じ。

複雑な旨味で濃厚。
しかし食後感は意外なほどすっきりしている。
胃にもたれない。


具材は、チャーシュー、メンマ。

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チャーシューは手羽先。
名刺大、横に切り開かれたものが一枚。
表面は炙られ、焦げ目が付いている。
そこそこ脂は落ちているのだろうが、
それでも、肉共々、じゅわっとして美味しい。


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メンマは穂先。
最初は、麺と保護色だったので判らなかった。

殆ど色が付いていないので、薄味だろうと思い、
一本食べてみると・・・・、おっつ、中華スープの味がする。
それもかなり濃い鶏ガラベースのお味。
これは美味いわ。加えて軟らかいし。


トッピングの玉子も薄い色付き。
黄身の芯だけが蕩けている。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

自分にとっては、やや香辛料が強すぎたものの、
それを凌駕する全体的な完成度の高さ。
混んでいる理由は良く判る。

割りスープも「濃いめ」と「薄め」の二種が用意されているらしく、
両方試したくなるよなぁ。