RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

堅優 MENYA-KENYU@神保町 2010年12月10日(金)

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【A3】出口の右手10m。
すぐ先には『二郎』の行列が、
角迄伸びているのが見える。

最近流行りの〔朝ラー〕を7:00~
やっているようだが、
通常の麺類の提供は11:00~。

開店と同時刻の入店で、先客はゼロ。
その後はサラリーマンと思しき二名の来客。

店内は鰻の寝床のように細長く、
壁に向いたカウンターが二列。
計十三名の着席が可能。

店先左側にある券売機で食券を買う。
食したのは、つけめん 豪快 大盛り。
豪快=全部のトッピング、らしい。
値段は、きっかり千円。
ランチタイムは大盛り無料、とのこと。
が、直近では体形がめっきり気になるお年頃なので、
念のため麺量を確認する。
「250gです。」
へっ?まぢですかぁ。
多分、茹でる前とは思うけど、
それは幾らなんでも少な過ぎでわ。
で、迷わず「大盛り」コール。

麺は中平。薄め。かなりぴろぴろ感。
軟らかめ。
麦の良い香りがする。
色は薄碧かかり、上等の豆腐みたいな感じ。
初めて見た。
啜り具合、咽越し良し。
しかし、危惧したとおり、量が少ないわこれは。
10cm四方の海苔が二枚添えられ、
目も詰まり、香りも良く、こちらはGooD。

つけ汁は、豚骨魚介と魚介醤油から選択。
何と無くさっぱりな気分だったので、
後者をお願いする。
琥珀色の汁からは、魚介の良い香りが漂ってくる。
一口啜ってみると、これ自体ではかなり旨い。
粘度低め適度なコク。どちらかと言えばさっぱり系。
ところが、麺への絡みが弱い。
明らかにミスマッチ。

中に沈んでいる具は、チャーシュー、玉子、ワンタン、モヤシ。

チャーシューは乱角が四~五個。
かなり濃い味付けで軟らかめ。
若干、冷えている。

ワンタンは素晴らしい。
海老がしっかり入り、皮の食感も良い。
これが二個。
こちらは熱々。

玉子は黄身の芯のみトロトロ。
小ぶりながら、味付けは良し。

評価は5点満点で3.5(☆☆☆★)。
素材そのものは良い印象でも、
組合せの仕方が間違っている。
量も少ないし。
ただ、これが豚骨だったら、
感想は違っていたかもしれない。