RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

肉屋@水道橋 2010年12月6日(月)

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【東口】に出れば、通りを挟んで
正面に大きく「肉」と染め抜いた
大きな旗が目に飛び込んで来る。

「ラーメン屋じゃなくて肉屋です!」
とか
「無料トッピング 肉増しますか?」
と書かれたポスターも彼処に貼られている。

席はコの字型のカウンターで十四席程度。

20時過ぎの入店で、七割がた席は埋まり、
食べ終えて出る客、新たに入る客と、
そこそこの繁盛具合。



入り口正面にある券売機で食券を買う。

食したのは、チャーシューメン。
値段は990円。

席に着いて食券を渡すと、
チャーシューのトッピングが開店サービスである旨告げられる。

ダブルとシングルがあるようで、ダブルの量はポスターの写真の通りと言う。
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思わず日和ってしまい、シングルコール。

「熱いのでお気を付け下さい」と渡された丼は
随分と小振りだ。

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チャーシューが全面を覆う、頼もしいビジュアル。
麺が見えませんが・・・・。


麺は中ストレート。家系ライクな色、口当たり。
軟らかめの湯で加減。表面は多少のざらつき。
しかし、量少ないなぁ、これ。

スープは豚骨+醤油。
これもビジュアルは兎も角、家系っぽい味。
色はかなり茶味掛かり、粘度は低め、臭みも無く滑らかだが、
強力なコクも無く、かなり抑え目の味。
最後まで飲み干せてしまう。

具はチャーシュー、メンマ、葱。

話題のチャーシューは、大人の掌大、5mm厚の
バラ巻きが8枚。
中には薄かったり、小さかったりするのもあるので、
ダブルでも全然イケたと少々後悔。
丸めて凧糸で縛り、煮揚げました、以上、
と言った出来。
軟らかいが、豚の味しかしない。
スープに沈め、味を付けようとしても、
前述の通り弱い味だから、ダメダメだなぁ。

メンマが、これは以外と好き。
濃い色と味、滑らかな口当たり。
脂の多いチャーシューの合間に食べると、
口中が新鮮になる。

で、超速であっさりと食べ切ってしまう。
かなり拍子抜け。

評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。
麺、スープ、共にイマイチだし、
肉も量が多いように見えてそれ程でもない。
金額を勘案すると、かなりC/P悪い。
ネタで一回食べれば、それで十分な感じ。

数年前に、あの『のあ』が渋谷に在った時に、
チャーシューメンの大盛を食べて、
ノックアウト寸前になった。
今よりも全然食欲が有った時のそれと比較すれば、
この店は足元にも及ばない。

また『満来』@新宿のような中毒性も無い。