
洒落た外観に広い店内。
何と中庭まで併設されている。
過去に数度来たことはあるのだが、
今回は二階で、かなり豪勢なランチを頂いた。
今回は二階で、かなり豪勢なランチを頂いた。

スープ
《淡路産の玉葱とジャガイモのヴィシソワーズ》
ほの温かく調理され、加えてかなりの粘度。
通常の冷たいジャガイモスープと思っていると、
いきなり不意打ちを喰らう。
二種の野菜が混ざり合う甘味は、すっきりしながらも玄妙。
酸味のあるジュレを混ぜながら頂けば、味の変化も、また嬉しい。

前菜盛り合わせ
《モッツァレラチーズとフルーツトマトのサラダ》
《季節のフルーツとパルマ産生ハム》
《サーモンのカルパッチョ》
素材の良さを味わう一皿。
生ハムは団栗の味がしながら、口の中でさらりとほどける。
チーズにスパイスの取り合わせは絶妙だな。

パスタ
《自家製タリオリーニ、じっくり煮込んだお肉のラグーソース》
細平のパスタは歯応え十分の茹で上がり。
表面が滑らかなので、喉越しも良い。
加えて、濃厚なソースがまた素晴しい。
チーズと合わさって、更に深みが増す。

お肉料理
《国産仔牛のスカロッピーネ、茸のソース》
メニューの表示は「仔牛」だが、見た目や味は「豚」だなぁ。
「イベリコ豚」と言ってくれると、しっくり来るんだけど・・・・。
季節の茸もふんだんに盛られ、バター系のソースと著しく合う。
肉は軟らかく、しかし、以外と旨味がたっぷりなのだ。

デザート
《デザートの盛り合わせ》
《ティラミス》の甘味、
《林檎のタルト》のほのかな酸味、
《ベリーのアイス》のすっきり感、
全体的な味のカルテット。
中央に添えられたフルーツが全てを上手く結びつける。
料理の最後のお甘は、やはり締め括りの画竜点睛だな。

これに二種のパンが付く。
正味、二時間弱の滞店は、かなり至福のひとときであった。
料理の名称は、全てメニューに書かれたものを
そのまま転記。
そのまま転記。