招待作家や特別展示を除いて17人の新人作家(とは言うものの、最年長は30代後半だが)の作品が
展示されている。
展示されている。
で、あくまでも個人的な好みの問題だが、耐えられない作品が皆無。
どれもが、何と無く好ましい。
なので、2フロアーとも、居心地の好い空間となっている。
日本画の作品が多いことも、背景にあるかもしれない。
どれもが、何と無く好ましい。
なので、2フロアーとも、居心地の好い空間となっている。
日本画の作品が多いことも、背景にあるかもしれない。
一例を挙げれば、『文眞英』の〔いばらのかん〕。
四曲一双の屏風は、銀の箔を一面に貼ったような趣き。
描かれているのは、アーチの様に剪定された薔薇。
茶色の幹には白い太い棘。深緑の葉にも白の葉脈。
薄緑を背景に、胡粉で盛られた白い花が大輪に咲き誇っている。
清々しさと禍々しさが同居した画面は、
美しさと危険さが並立している。
四曲一双の屏風は、銀の箔を一面に貼ったような趣き。
描かれているのは、アーチの様に剪定された薔薇。
茶色の幹には白い太い棘。深緑の葉にも白の葉脈。
薄緑を背景に、胡粉で盛られた白い花が大輪に咲き誇っている。
清々しさと禍々しさが同居した画面は、
美しさと危険さが並立している。
展示数は少ないけれど、何れもが明日を感じさせる作品となっている。