a.a.t.m.2013＠行幸地下ギャラリー 2013年5月11日（土）

毎度お馴染みの”アートアワードトーキョー 丸の内”。
今年もハイカラな略称が前面に出され、
今月26日（日）まで開催されている。

展示作家は入選した三十名。
各賞受賞者は、その旨の濃い桜色のシールも付加されている。

加えて、過去受賞者の中から
『小西紀行』『ヒョンギョン』『安田悠』の三名の作品が
特別展示され、まぁ、ここら辺は既にお馴染みの名前ですな。

「三菱地所賞」の『平川恒太』の作品は
ここで観た、
『フジタ』の戦争画を黒一色で再現する試み。
当時から気にはなっていたけど、
成る程ねぇ。

「植松由佳賞」「長谷川祐子賞」をＷ受賞の『比果彩』の作品。

「参院選」が直近で予定されている事に思い至り、
思わずくすりとしてしまう。

そして、今回、最もお気に入りなのは、
「高橋明也賞」受賞の『大和美緒』の作品。

離れて見れば、ポーズを極めたマネキンと
背景を横断するスタイリッシュでシャープなラインの表現。

ところが、近寄って見ると・・・・、

それらの全てが「すきすき」とか「どきどき」とかの
乙女チックな単語のひらがなで構成されている。

うわ～、労力も含め、とってもお馬鹿さん。

でも、こ～ゆ～のが、大好きなんだけどね。