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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

大巻伸嗣「絶・景 -真空のゆらぎ」@トーキョーワンダーサイト渋谷 2009年10月12日(月)

南禅寺山門】の場で「絶景かな、絶景かな。」と見得を切るのは『石川五右衛門』だが、
本展は”絶・景”、中黒が置かれている。

イメージ 1
Web上での評判も良いので勇躍向かったのだが、入り口前には休館の表示。
本体の【勤労福祉会館】が、祭日でお休みなのだね。
が、案内プレートには「迂回して入場せよ」の指示。
良かった~。折角来たのに、無駄足にならずに済んだ。

日頃は説明プレートを殆んど読まないのだが、
今日は確認しておいて良かったよ。
主な原材料は”スラブ”。焼却したゴミを更に高熱で再処理したもの。
これが会場内の各所に置かれている。
ましてやこれが【品川清掃工場】から持ってきたものだと知れば、
より親近感が湧く。

常には、作品が置かれている1Fのスペースには、スラブが盛られ、
波打ち際宜しく水が張られている。
小船迄浮かべられ、舳先には鴎。
先に映し出されているのは、霞む【お台場】の景色。

または、炉心だろうか、赤黄色く、丸く輝く映像。
工場とも飛行機の離着陸ともつかない、音が響く。


2Fにはスラブが大量に盛られている。ものすごい量だ。
眼を水平にして見ると、荒涼とした景色に見紛う。
当に、絶・景である。

それにしても、この重量に、よく耐えられるものだ。
フロアーの真ん中辺りには、砂地獄宜しく大きな窪みが。
1Fのほぼ同じ場所に、上から落ちてきたスラブが作ったような小山が。
砂時計みたいだぜ。


注意点)
漆黒の中に設置されているので、あうやく水に踏み込みそうになった。
あと、靴にスラブが付くので、(出るときに)足拭きで擦り落としても、
通路は汚れてしまう。係員の人は、お掃除に大変だ。