RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ハリー・ポッターと謎のプリンス@109シネマズ川崎 2009年8月1日(土)

原作は全巻揃っているのに読んだことが無い。
DVDも全作持っているが、映画館では観たことが無い。

なので、今回が劇場での初鑑賞。批評家のウケがかなり良いこともあり
行ってきた。でも、事前に予習をしていなかったので、前作との繋がりと、
人物を把握するのに、最初ちと骨が折れた。

夏休み×映画の日、ということで劇場は大変な賑わい。
入り口には”この回満席”の貼り紙が、かなりの数掲出されている。
当該作品も”吹き替え版”は軒並み満席。
事前にインターネット予約しておいて良かった~。

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【シアター1】のキャパは246で、【109シネマズ川崎】でも三番目に多い席数。
それが、ほぼ満員だものな。


第一作が2001年だから、8年目の本作では主人公達は随分と大人びて見える。
経年で彼らの成長を、そのまま追体験するような感じ。

そのせいもあってか、もはやファンタジーではなく、人間関係の悲しみや喜びが
より深く描写されている。

ハリー・ポッター』の『ヴォルデモート』探索と、
『ロン』を巡る恋の鞘当が同時併行で描かれるのだが、
最後には両者が絶妙に絡んで・・・・、という
なんとも心憎い展開。

『ハリー』のパートは、最早安全な場所では無くなった”ホグワーツ”(本作では
結界が張られている)を含め、おどろおどろしい緊迫感の漂う描写。
一方『ロン』のパートはユーモラスで、ほのぼのとした描写と、
メリハリも効いている。

多少説明不足や唐突な展開もあるのだが、脚本が良く練られており、
大人の鑑賞にも十分に耐える。

最終作は、二部に分けての公開と、おそらくてんこ盛りなのだろうけど、
商魂の逞しさも十分で、期待感はいや高まる。


観終わって外に出ると、浴衣姿の女性がわんさかいる、
そうか、今日は花火大会が彼方此方で開かれるのだな。