RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

銀座 嚆矢@新橋/銀座 2024年3月2日(土)

昨年9月に『風見』の跡地にオープン。
やはり『篝』『蝋燭屋』を展開するグループの出店。

一軒先の『篝』は、外人さんで凄い行列。

店内は厨房に向いたストレート七席のカウンターで
まるっきりの居抜き(当たり前、か)。

2分前の着で先待ち一人。その後
食べ終わって出るまでの来客も一。


券売機は入り口左手。

食したのは、
黒豚豚骨醤油ラーメン+麺の大盛り。
値段は1,300+150で1,450円。

ちなみに麺の硬さや
書かれている麺種についての確認は無し。


食券を渡してから8分の待ちで供された一杯。

香りも見た目も{家系}ライク。
ただ鳴門の存在はやや異色。


鳴門の削ぎ切り一片は の の字に置かれている。

しゃきっとしたキャベツは同じ大きさに切り揃えられ
量も多い。

青菜はホウレン草と書かれているが、
小松菜に近い味と食感。


チャーシューは大人の掌大
5㎜厚のロース肉が二枚。

ほろっと軟らか。
事前にさっと炙られ、
加えて塩豚のような発酵香。


海苔三枚は厚みあり香りも良い。


麺は、やや細、ストレート、ゆるくウェーブ。
一本はちょっとだけ短め、
つるりとしもっちりした噛み心地。

量は200gほど。


スープは茶濁した豚骨で{家系}を彷彿とさせるもの。
醤油の鹹さは無く、出汁の旨みはしっかり感じられ。

臭みは無く、一方で豚らしい匂いはちゃんとして、
ミルキーで滑らかな口当たりは力強さもあり
七割ほどを飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


軟らかさを感じるコクでまろみもあるスープと麺の出来は出色。

{ネオ家系}らしい味わいも
やはりネックは価格(笑)。

無料ライスはありも
自分も含め頼んでいる客はおらず。