この系列で未食メニューがあることを思い出し、
去り行く夏を惜しんで、この機会に(笑)。
【銀座口】に出て左手へ。
横断歩道を渡って直ぐの左側。
店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
11:50の入店で先客は二。その後、
食べ終わって出るまでの来客は七。
券売機は店の外、右側。
食したのは、
真鯛つけ麺。
値段は930円。
口上を読みながら待っていると、
先に割りスープの入ったポットが出される珍しい順番。
食券を渡してから7分ほどで、
麺とつけ汁が同時に供される。
元々店内に入っていた時から充満していた鯛の香りが、
更に強く立ち上がる。
その大元は、このつけ汁。
表面にはたっぷりの青葱と、
これまた緑色が美しい青菜。
しゃくしゃくの歯触り。
鯛塩の味が濃厚で
噎せ返るほど。
炙られた鯛の解し身が入り、
これが芳ばしさもプラス。
塩味はやや強めも、
細麺には丁度の具合。
麺は細、ストレートでややウェーブ。
表面がごつごつとした全粒粉。
しんなりとしながらも、
さくりと歯が通り、喉越しも素直。
量は200gほど。
チャーシューは低温調理の薄切りが多めに。
薫香が強く、つけ汁に漬せば
その香りが次第に溶け出し良い塩梅。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
隣の『錦』はシャッターが降り、
貼り紙もされていたが閉店してししまったのだろうか?