RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

三輪 湯河原:温泉旅館 ②

翌日は起き抜けに温泉に漬かる。
温度管理ができているので、
申し分のない湯加減。

湯上りには蜜柑ジュースを飲み、
胃の動きを活性化させ
8時にレストランに向かう。


提示された「品書き」を見ただけで、
もう唾が湧いて来そう。


《野菜まんじゅう》は蒸かした「お焼き」のよう。
オリーブオイルを付けて食す。


《サラダ》はぱりぱりの野菜に
紫玉葱のドレッシング。

初めて食べたが、尖りが無く、酸味もほどほど。


おかず類は木箱に入って。


《出汁巻き玉子》《あさりチャンジャ》《十二庵のがんも》

「玉子」は出汁が利きつつ、やや甘め。
「がんも」は地元の有名店とのことで、
成程、美味しい。


《赤こんにゃく》《アスパラロース巻き》《ちりめんじゃこ》
小田原かまぼこ》《帆立南蛮》《汲み湯葉

こちらにも地産の品が何品も。
やはり「蒲鉾」や「じゃこ」は外せないよねぇ。


更には《焼き魚 鮭》《自家製ハム》

とりわけ鮭の脂の乗りは最高で、
上品さは「時シラズ」のよう。
当然皮まで綺麗に平らげる。


ご飯は「魚沼産のコシヒカリ」とのこと、
味噌汁の浅利は大きく、鰹節系の出汁も良く採れている。


《香の物》は別皿で。
四種も付くのは嬉しいし、
梅干しの大きさと言ったら・・・・。


デザートは《甘酒ヨーグルトムース》。

ちょっとおっかなびっくり舌に乗せれば、
おやクセの無い丸みのある甘さが好ましい。

コーヒーも飲めば
頭もしゃっきり。


チェックアウトまで時間が有るので、
更に温泉に漬かる。

湯上りには「サイダー」で喉を潤し。


チェックアウト時には
そこそこの宿泊客が。
部屋数は二十までないハズだから、
かなり埋まっていたのだろうか。

それにしても客層は面白い。

夫婦、母娘、女友達、男同士の二人連れ、
男性の単身、それにどう見ても夫婦とは思えぬ
初老の男性と若い女性とか(笑)。


払いの方は150円×2の入湯税を含め、
82,300円。

が、食事の内容、部屋の居心地の良さ、
温泉の使い勝手、サービスの質、
全てひっくるめれば全然高いとは思えず、
再訪したいと思うほどの内容。


チェックアウトを終え暫し待てば
迎えのタクシーも到着。

帰りは迎車料金+110円が足される。

復路も狭い曲がりくねった道を縫って車は進む。
中途、同じような温泉宿と
有名人の別荘を見ながら。

ただ大型車だと、運転が少々大変かかも。