RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

蕎麦 COMBO WATANABE@表参道 2014年9月25日(木)

青山通り】沿い。【表参道】と【外苑前】の丁度中間あたり。

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地階に在る店舗は『一風堂』と同居。

戸を押し開け中に入ると店員さんが出て来て、
「奥が空いております。どうぞ」と招き入れられるが、
どこまで行ってもラーメンの様相。

再び店員さんを掴まえ「あのう、蕎麦なんですけど・・・・」と話すと、
「失礼しました。アチラの方へどうぞ」と指差す方向は、
何のことはない、入って直ぐ左折し、更に奥に進むのね。

蕎麦かラーメンかと、確認してくれれば良かったのに。
それとも自分がラーメン食べたそうな顔つきだったんだろうか。

藍色の暖簾をくぐり中に入ると、
店内はコの字型のカウンターに十一客の椅子。
奥の方は二人掛けのテーブルが二卓くっついている。

12:40の入店で先客は十。
その後食べ終わって出るまでの来客は五で
待ちもできる。
繁盛しているなぁ。
しかも場所柄か女性の比率が半分くらいだし。


オーダーはカウンターに置かれた写真入りのメニューを見ながら直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。
で、このレジ『一風堂』と共用なのだね。


食したのは、
つけソバ+温泉玉子+大盛。
値段は600+100+100で800円。

「大盛」はメニューに記載がないのだが、
一通りのオーダーを終えると
「+100円で大盛にできますが」と声が掛かる。
勿論、ウエルカムなんだが、なんでメニューに
載せないんだろ?それとも客の顔を見て判断してるのか。


更には、「つけ汁に鰹と豚骨がありますが」と
確認され、う~ん、豚骨かぁ。
でもここは正調の鰹で行ってみる。


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麺は中、やや細ストレート。
エッジが立ち端正な面立ち。

良く見ると、焦げ茶色の粒子が見え、
挽きぐるみか。蕎麦の良い薫りがする。

表面は滑らか、喉越しは良好。
しかし、噛み応えはややぼっそりしており、
蕎麦粉比率高いかも。

しっかりとコシも有り、まずまずの茹で加減。

量は200gちょっとくらいだろうか。

胡麻がぱらりと、頭頂部には刻み海苔も降られている。


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出汁からも節の良い薫り。
葱、玉葱、脂等も投入されているようだ。

素材由来と思われる酸味がかなり強く、
出汁の味、醤油の味が、何れも強烈に主張する。

でも、麺がそこそこチカラ強いので、
これだけ濃い味でも全然問題ない。


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そしてピンポン玉大のつくねが一つ入り、
軟骨も叩かれ、ふわりとした食感。


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良い塩梅の温泉玉子を入れれば
濃厚さもプラスされる。


最後は、予めポットに入り置かれている
蕎麦湯を注ぎ、さらさらと頂くが、
この方が出汁の香りが立って、より好きだな。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

『港屋』インスパイア系とはちょっと異なる進化を遂げた
独自路線。
より普通の蕎麦屋さんに近い印象。