十日前にオープンの新店。
【六本木交差点】を背に【外苑東通り】の坂を
ゆるゆると50mほど下った左手。
やや奥まった場所に在るので、
気を付けていないと見過ごしそう。
店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。
13:35の店頭着で外待ち三人。
客層はしゃれおつな人が多く、
髭を生やしていたり、短パンでも就業可のような。
食べるのもゆっくりなら、食べてからもゆっくり。
行列は見えているだろうに、
少々の配慮は欲しいもの。
その後、食べ終わって出るまでの来客は十で、
満席が維持される。
15分後に入店。
券売機は入り口左手。
タッチパネルも
支払いは現金のみなのはちょっと意外。
食したのは、
鰹昆布水のどごし生麺。
値段は1,300円。
かなりお高めの設定。
大盛りも+150円と、自家製麺の割には。
食べ方指南を見ながら9分ほどの待ちで
麺とつけ汁が同時に供される。
ほう。つけ汁は淡麗系じゃないのね。
鰹昆布水に漬かった麺は、
中、平、ストレート、軽くカール。
茶色い粒子は散在するも、色白な見目。
表面はつるつる。するっと啜れば
軟らかめの噛み心地と喉越し。
加水率の高さが判る。
量は200gほど。
軽く、あっという間に無くなってしまう。
鰹昆布水は刺々しさは無く、
が、単調にならない美味しさ。
中に氷が入っているのは珍しいかも。
つけ汁を注いで完飲する。
つけ汁は魚介系の醤油で
細かい粒子が舌に当たり、
強めの鹹さと旨さを主張するもの。
こちらは完飲せず。
中にはチャーシューとメンマ。
チャーシューは花札大、厚みのあるロース肉が二枚。
さくりと歯が通り、濃い味付け。
メンマも濃い色と味付け。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
本来なら
《中華そば》《罪なき二郎》もメニューにあるハズも、
券売機上はSOLDOUTの表示。
理由のほどは定かではないが。