と、いうわけで、
同地でもう一店の《ビャンビャン麺》を供するお店に。
場所は【温泉通り】沿い。
【ラゾーナ】の駐車場側を背にすれば、
いかにもな赤い看板が見えて来る。
店内は窓~壁に向いたL字型八席と
壁に向いた四席のカウンター。
外にはテラス席も。
11:25の入店で先客はゼロ。その後、
食べ終わって出るまでの来客は五。
客層は特徴的で、男性は自分の他に一名のみ。
四名の女性のうち、半分はキャリーバックを引いているとゆ~。
従い、(たぶん)中国語が飛び交い、
おそらく本場の味を供することの証かと。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に厨房前で。
食したのは、
ビャンビャン麺+大盛り。
値段は850+150で1,000円。
辛さを指定できるとのことなので
「小辛」をお願いする。
「0辛」にしないのは、お子様じゃないとの矜持も、
これが食べてからの後悔に。
6分ほどの待ちで供された一杯。
やはり麺の偉容は素晴らしい。
全体的に少なく見えるが、
横から見れば切り立った丼にみっしりと詰まっていることが良く分かる。
青梗菜はまるっと一株。
しゃくしゃくの歯応え
少々のトマトに大蒜が一かけ。
クラッシュしたナッツに葱。
肉は小さな骰子状で
甘鹹な味付け。
撹拌すると、下の方には
湯がいたモヤシとキャベツも詰まっている。
しかし、何を置いても麺である。
3㎝ほどの幅があり、ぴろぴろでもちもち。
一本が長大なので、箸で持ち上げようにも終わりが見えず、
口に押し込んで中途ではむっと噛み切る。
それでも麦の旨味を存分に味わえる。
量は200g弱ほどか。
味付けは辛さが優先で、これで「小」かと思うほどびりびり。
次第に唇と舌がじんじんし、額と首筋から汗が噴き出し、
中途何度もタオルで拭う。
軽く大蒜の風味も、全体的な香りの良さは素晴らしい。
如何にも中華っぽい匂いの輻輳で、
半分涙目になりながら完食する。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
「0辛」だったら、また異なる感想かも。