標題店は一ヶ月ほど前の新規オープン。
店内は二人掛けのテーブルが五卓で
かなり居抜きに近い仕様。
しかし、テラス席もあるかしら。
13:05の入店で先客は五。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。
店のウリは店名にもなっている《モーガ》で、
これはどうやら中国版ハンバーグのようだけど
自分の目当ては画数の最も多い漢字で知られている
《ビャンビャン麺》一択。
オーダーは各テーブルに置かれた写真入りメニューを見て直接。
会計は食後に入り口脇レジで。
食したのは、
ビャンビャン麺+大盛り。
値段は900+200で1,100円。
念のため、辛さは控えめで。
オーダーが入ると
ぱしんぱしんと麺を打ち付ける音がする。
おお!手打ちと書いてるのは、
看板だけではないのね。
加えて、極太麺なので
茹で時間もある程度覚悟していたが
13分の待ちで黒色の丼に入った一杯が供される。
先の店で使われていた器に瓜二つだが・・・・(笑)。
冗談はさておき、麺の存在感が凄いな。
とは言え、麺を味わう料理だけあって、
具材は寂しい。
牛肉の乱角が数個。
繊維がほろりと解れ、八角の香りがする。
青菜も少々。
モヤシも一つまみ。
青葱も同様。
とは言え先ずは撹拌することに専念する。
麺の幅は2.5㎝ほどで厚みもあり。
縁の方はぴろぴろで長さもある。
麺肌の口当たりも良く、
もちもちの噛み応え。
これは激しく美味しい。
量は300gまではない感じ。
味付けは、唐辛子、大蒜、ナッツ、
油、(たぶん)醤油、と旨味。
控えめにしたせいか辛さはさほどではなく、
痺れも無く、
大蒜の味と油のこってり感が支配的。
食べ終わっても、底には随分と残ってしまう。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
打ちたての、小麦感溢れる麺の味を堪能した。
そう言えば、この界隈には
《ビャンビャン麺》を供する店がもう一軒あるよな、確か。