【吉池本店ビル8階】飲食店街の一軒。
「神戸発担々麺」がウリの店。
「スタンド」と言うからには、
夜は呑みが中心になるのだろう。
店内は厨房に向いたカウンター、
小テーブル、大テーブル、
それに立ち飲み用のテーブルもあり。
11:15の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
オーダーは各所に置かれた写真入りメニューを見て直接。
会計は食後に、入り口脇のレジで。
熱い汁モノもあるようだけど、
やはり初訪なのでフラッグシップの一杯を。
食したのは、
エニシ担担麺+ダイブめし。
値段は900+60で960円。
「辛さはどうしますか?」との声掛けに、
「控えめで」と返せば、「では小辛でお作りします」と。
3分ほどの待ちで、先に《ダイブめし》が供される。
梅干しが、ちょこんと乗っている白飯。
良く分からんネーミングだ。
更に2分ほどの待ちで
朱色の丼に入った一杯が供される。
一般の《担々麺》とは、やや異なる色味。
神戸豚のミンチは、かなり粗挽きも
口当たりは滑らかで、甘めの味付け。
水菜も一掴み、緑が鮮やか。
ざっくりクラッシュしたカシューナッツに、
フライドオニオンもたっぷり。
そしてこれは極めて珍しい、
しば漬けも入り、酸味が程良い。
粗微塵の玉葱は淡路島産とのことで、
玉葱の一大産地だよねぇ。
辛味が良い具合。
先ずは、ざっくりと混ぜ合わせると、
麺の色の濃さに驚く。
中、平、ストレート。
表面は滑らかで、もっちりな噛み応え。
口当たりも喉越しも良く、
頗る好きなタイプ。
量も150g強はあり。
味付けの辛さは控えめで、
ほぼほぼ気にはならず。
一方でスパイス感はあり。
痺れも金属的に感じる一歩手前で
絶妙の加減。
甘さ、鹹さ、酸味、旨味が相俟って、
複層的に美味しい。
ここ暫くの中では、
食べ易さも合わせて一番かも。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
当然最後はご飯を投入するのだが、
これがまた合う。
お腹もそこそこ膨れた。
コウベタンタンメン エニシスタンド 《神戸坦坦麺とお酒を愉しむお店》 - 上野のラーメン屋