RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 義@西日暮里 2021年11月23日(火)

道灌山通り】沿い。
駅から【千駄木】方面に300mほどか。

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11:25の店頭着で
既に五人の待ち。

そして全員が女性なのは、
自分が知っているラーメン店とはかなり方向性が違う。

また、うち二人は手話で会話をしており、
標題店の店主さんの来歴を反映していると思われ。


定刻の数分遅れで暖簾が出される。

店内は厨房を囲む角のあるJ字型十席のカウンター。


その後、食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口右手。

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食したのは、
醤油らーめん+大盛(スープ+0.5玉)。
値段は850+150で1,000円。

食券を渡してから7分ほどで
白い丼に入った一杯がカウンター越しに渡されるが
この時に食券を示して見せるのが
一種の作法なのだろう。


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見本の写真と寸分たがわぬ盛り付け。
緑の葱が映える。


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チャーシューは大人の掌大のバラ巻が一枚。
厚みもあり、軽く炙られ芳ばしい。

脂肪もじゅわっと美味しいのだが
所々筋っぽいのが璧に瑕。


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メンマは穂先が一本。
濃い目の色付きも、味付けはさほどでも。

竹の味がちゃんとし、先の方は軟らかめも、
節より根元はやや繊維が硬め。


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海苔一枚は8㎝四方で厚みあり、香りも良い。


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麺は細、ストレート、軽くウェーブ。
エッヂが立ち、ややぱつ気味、さくりと歯が通り
喉越しも結構なもの。

量は200g弱ほど。

浅草開化楼」の札が入り口で揺れている。


スープは動物系+魚介系の醤油。
表面には透明な油が厚めに張られ、
その下には澄んだ琥珀色。

出汁よりも醤油の品の良い鹹さと深みが前面に出た淡麗系。

じわりじわりと旨味が広がって来て
罪悪感なくくいくいと飲めてしまう。

それでも完飲はせず、2/5ほどを残すのだが。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


美味しいのは間違いがないところ。

聞こえる、聞こえないに関係なく、常の如く
「ご馳走様」を大きく発声し、店を後にする。