RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋武蔵 武滴(2)@蒲田 2021年2月6日(土)

以前の訪問はシングルブランド且つ移転前の時。
なので『武滴』になってからはお初。

場所は【西口】に出て左手に。
線路沿いを【川崎】方面に進み
ユザワヤ5号館】の手前を右折、
50mほど進んだ左側。

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店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンター。


13:00の入店で三席の空き。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。


券売機は入り口左手。

食したのは、
油滴つけ麺。
値段は1,100円。

食券を渡すと麺量の確認があるので
中盛り=250gをお願いする。

ちなみに茹で前200g(並)~600g(3倍盛り)迄は
同料金。


券売機の脇には消毒用のスプレー。
カウンターの席間には透明の衝立、各席には消毒ジェル。

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こんな注意書きも目の前に貼られているのに
隣に座った二人組がマスクを外しっぱなしでじゃべるしゃべる。

注意をする勇気の無い自分も駄目だけど、
一声掛けない店員はもっとダメダメ。
だったらこんな掲示はするなってハナシ。


不愉快な思いをしながら7分ほどで、
麺とつけ汁が同時に供される。

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タレの掛かったチャーシューは随分と立派だ。


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麺は中、厚みある平、強く捻じれ。
表面はつるつるで、歯を立てれば
むっちり寄りのもちもち食感。

やや軟目の茹で加減は喉越しも心地好い。

量は確かに250gほど。


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つけ汁の表面には背脂びっしり。
微塵切りの生玉葱も投入されている。

麺を漬してするっと啜ると、ん?
随分と甘いなぁ。

背脂によるものではなく、
汁自体が甘めに設定されているよう。

見た目もあって たぬき饂飩 を食べているような、
和風の味が前面に出た味。

完飲もせず、スープ割もせず、
かなりを残してしまう。


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チャーシューは大人の掌大、
1㎝厚のロース肉が二枚。

噛めばやわやわ、脂肪も落ちてしつこくない。
焼き目も付いているけど、一旦、
蒸す等のひと手間を足しているのかしら。

ソースが掛かっているのでそのままでも、勿論
つけ汁に漬し温まって味が染みても美味しい。


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メンマはつけ汁に沈んでいる。
細めの拍子木状でコリコリした歯触り。


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玉子の表面には濃いめの色が付き、
半分に割れば茹で加減は上々。

出汁の旨味が沁みつつ、
黄身は濃厚で美味しい。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


ダブルブランドにリニューアルしてから暫らくは
熱い汁モノしかなかったようだけど
昨年の夏あたりからは《つけ麺》も供するようになった認識で
機会を窺っていた。

今日の東京ほどの陽気になると、
やはりだんだんと食べたくなって来るよね。