以前の訪問はシングルブランド且つ移転前の時。
なので『武滴』になってからはお初。
場所は【西口】に出て左手に。
線路沿いを【川崎】方面に進み
【ユザワヤ5号館】の手前を右折、
50mほど進んだ左側。
店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンター。
13:00の入店で三席の空き。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は入り口左手。
食したのは、
油滴つけ麺。
値段は1,100円。
食券を渡すと麺量の確認があるので
中盛り=250gをお願いする。
ちなみに茹で前200g(並)~600g(3倍盛り)迄は
同料金。
券売機の脇には消毒用のスプレー。
カウンターの席間には透明の衝立、各席には消毒ジェル。
こんな注意書きも目の前に貼られているのに
隣に座った二人組がマスクを外しっぱなしでじゃべるしゃべる。
注意をする勇気の無い自分も駄目だけど、
一声掛けない店員はもっとダメダメ。
だったらこんな掲示はするなってハナシ。
不愉快な思いをしながら7分ほどで、
麺とつけ汁が同時に供される。
タレの掛かったチャーシューは随分と立派だ。
麺は中、厚みある平、強く捻じれ。
表面はつるつるで、歯を立てれば
むっちり寄りのもちもち食感。
やや軟目の茹で加減は喉越しも心地好い。
量は確かに250gほど。
つけ汁の表面には背脂びっしり。
微塵切りの生玉葱も投入されている。
麺を漬してするっと啜ると、ん?
随分と甘いなぁ。
背脂によるものではなく、
汁自体が甘めに設定されているよう。
見た目もあって たぬき饂飩 を食べているような、
和風の味が前面に出た味。
完飲もせず、スープ割もせず、
かなりを残してしまう。
チャーシューは大人の掌大、
1㎝厚のロース肉が二枚。
噛めばやわやわ、脂肪も落ちてしつこくない。
焼き目も付いているけど、一旦、
蒸す等のひと手間を足しているのかしら。
ソースが掛かっているのでそのままでも、勿論
つけ汁に漬し温まって味が染みても美味しい。
メンマはつけ汁に沈んでいる。
細めの拍子木状でコリコリした歯触り。
玉子の表面には濃いめの色が付き、
半分に割れば茹で加減は上々。
出汁の旨味が沁みつつ、
黄身は濃厚で美味しい。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
ダブルブランドにリニューアルしてから暫らくは
熱い汁モノしかなかったようだけど
昨年の夏あたりからは《つけ麺》も供するようになった認識で
機会を窺っていた。
今日の東京ほどの陽気になると、
やはりだんだんと食べたくなって来るよね。