実はこのチエーンは
初めてだったりする。
『新橋店』は【SL広場】の対面
雑居ビルの【地下一階】。
入り口には呼び込みのお兄さんが立っている。
初めて見る光景ながら、元々
インバウンド需要が多そうだから
昨今の情勢では大変だろうね。
店内は中央に厨房と店員さんの通路。
それに並行して十席と八席のカウンター。
集中して味に向かえるように
両側には仕切り、前には簾。
11:25の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は続々。
券売機は階段を降りた正面。
食したのは、
ラーメン+半替玉。
値段は980+150で1,130円。
適当な席に座り「オーダー用紙」に記入し提示。
5分ほどで漆黒の丼に入った一杯が供される。
随分と寂しげな見た目。
たっぷりの青葱。
チャーシューは小さなトランプ大、
薄めが二枚。
麺は綺麗に揃えられている。
極細ストレート。
ぱつんとして表面粗目。
するりと啜れ、さくと歯が通り、
やや纏わる食感。
量は多くなく、あっと言う間に食べ終えてしまう。
替玉注文ボタンを押し、次は 硬め で発注。
1~2分で供されるも、随分と量が少ない。
カエシがさらっと掛け回されている。
量は合わせても200gもないくらい。
スープはトンコツ。
白濁しクセや臭みなくミルキー。
鹹さや野趣は無く、するんと飲める万人向けの味。
でも、完飲はしないけど。
評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。
お腹が膨れるでもなく、強く印象に残るわけでもなく。
一方で視界が遮られているので、変な箸の持ち方や、
変な食べ方に気を取られる心配が無いのは良い。
ただそのために、この金額が見合うかと言えば
首を傾げる。
『二郎@三田』で《小ラーメン》二杯を食べるのに相当するからね。
でもこのスタイルと味が支持されている事実は
来客数からも明らかなんだね。