RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀@雑色 2020年3月7日(土)

この機会に、普段は行けない行列店に
(勝手に)並んでみるシリーズ第二弾(笑)。

『つの井』の前を通り

jyn1.hatenadiary.com

 アーケード商店街に入る。

300mほど直進し
JRの踏切を渡って直ぐの左手。

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10:15の着で既に十人の待ち。
暖簾が掛かる頃には二十人を超えている。

定刻通りにシャッターが開き、最初の六人が中に入って行く。

が、ここからが長かった。
前にいた男性の二人連れが
「とっとと喰って、出て来いよ」と毒づくくらい。

一番目の客が出て来たのが11:15。

丁寧に作られるのもそうだが、カップルが多いのも
回転が悪い要因かも。

11:25には中に招き入れられ、店奥の券売機で食券購入。

店内は厨房に向いたL字型六席のカウンター。


食したのは、
味玉 中華蕎麦〈塩〉+麺大盛。
値段は980+120で1,100円。

その後8分ほどで供されたので
オペレーションが遅いのではなさそう。

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何杯作っても、寸分の狂いもなく配されるだろう具材の並びが美しい。

 

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麺は細、ストレート。
透明感がありエッヂが立っている。

表面はすべすべ、つるりと啜れる。
もっちりした噛み心地、すとんと食道を下りる喉越し。

量は200g弱ほど。


スープは透明度の高い淡い麦色。

最初の二口目までは塩味が、
三口目くらいから蜆がやって来る。

ガツンと響く濃さはないものの
じんわりと効いて来る旨味。

ともすればクセの強い蜆の味を一旦抑え込み、
その後品良く掬い上げ、表面に出す。
すいすいと飲めてしまう。

美味しく完飲。

 

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チャーシューは低温調理、
トランプ大のロース肉が二枚。

肉質もみっしり詰まり、それでいて軟らか。

大蒜の味付けが良い感じ。

 

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メンマは太さも長さも揃った拍子木状。
さくりと歯が通る。

芽葱数本に、微塵の生紫玉葱。


+130円の玉子は

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表面軽く色付き
半分に割れば赤み掛かった黄身が濃厚でウマい。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


待っている間に雨が降ってくれば
傘を貸し出してくれるなど、ホスピタリティも十分。

 

食べ終わって出る頃には、列は更に先まで伸びていた。