カフェが併設された何ともお洒落な建物。
地下鉄の水天宮からすぐだが、人形町から歩いてもさほどの距離ではない。
入館料は600円だが、ここも”ぐるっとパス”を利用。
展示は地下1階と1階に分かれて、(資料を除いた)総展示数は七十弱程度。
版画の小品が多いので、さほどの満腹感は無い。
版画の小品が多いので、さほどの満腹感は無い。
今回の催しは生誕100年にあわせた、新発見や初公開の作品がかなり多く、
「初公開」とのシールが各々貼付されている。
「初公開」とのシールが各々貼付されている。
ただ、学生の頃の作品等は、資料的な価値はあるのかもしれないが、
観てもさほど楽しいものではない。
また、保存状態がかなり悪いモノもある(カンバスが丸められていたのだろう、
絵の画が各所で剥落していたり)。
観てもさほど楽しいものではない。
また、保存状態がかなり悪いモノもある(カンバスが丸められていたのだろう、
絵の画が各所で剥落していたり)。
展覧会のチラシにもなっている〔二人の裸婦〕も、アルミ版の上の油彩が
バラバラに剥離していたため、ジグゾーパズルのように繋ぎ合わせて修復してある。
傍に寄って見ると、繋ぎ目がはっきりと判る(勿論、パネルにも、そのように解説してある)。
が、それで作品自体の良さが損なわれているわけではなく、本展一番の目玉だろう。
バラバラに剥離していたため、ジグゾーパズルのように繋ぎ合わせて修復してある。
傍に寄って見ると、繋ぎ目がはっきりと判る(勿論、パネルにも、そのように解説してある)。
が、それで作品自体の良さが損なわれているわけではなく、本展一番の目玉だろう。
以前に行った【武蔵野市立吉祥寺美術館】でも多くの作品を観てはいるが、
ここは果物や野菜をモチーフにした作品が多く、
葡萄やサクランボの陰影を帯びた丸みの表現に
練達していた人だということが良く判った。
ここは果物や野菜をモチーフにした作品が多く、
葡萄やサクランボの陰影を帯びた丸みの表現に
練達していた人だということが良く判った。