昨日が初日の展覧会ではあるが、混雑してる理由は無いと踏んで
やって来た。案の定、中はガラガラ。
多くの画は、背景が濃淡のみの単一色。加えて、季節の花木と鳥。
その鳥も(勿論、花木も)細かい描き込みはなく、
省略化・意匠化されたカタチの中に、たらし込み等の技法で模様を付け、
羽らしい表現としている。
その鳥も(勿論、花木も)細かい描き込みはなく、
省略化・意匠化されたカタチの中に、たらし込み等の技法で模様を付け、
羽らしい表現としている。
アフリカ絵画を思わせるような、1960年頃の、ざらっとした背景、
平板なものから、直近の上記のような描写まで、
最後の素描を除けば、全体は五つのゾーンで構成。
春夏秋冬、夫々の花鳥が、順を追って楽しめる趣向となっている。
平板なものから、直近の上記のような描写まで、
最後の素描を除けば、全体は五つのゾーンで構成。
春夏秋冬、夫々の花鳥が、順を追って楽しめる趣向となっている。
が、素描を入れても全26点の展示数は多くない。
本当のワンコイン、だからなぁ。
本当のワンコイン、だからなぁ。
【浜口陽三記念室】は〔生誕百年 partⅡ カラーメゾチントの成功〕として、
お得意の丸みを帯びた静物主体の展示へ、
【萩原英雄記念室】は〔萩原英雄のギリシャ神話〕として、
版画による「ギリシャ神話」の連作ものへ、
夫々内容が変わっていた。
お得意の丸みを帯びた静物主体の展示へ、
【萩原英雄記念室】は〔萩原英雄のギリシャ神話〕として、
版画による「ギリシャ神話」の連作ものへ、
夫々内容が変わっていた。
特に、〔萩原英雄のギリシャ神話〕は極端なデフォルメにより、
神々が力強く表現され、解説に添えられている神話の内容ともども、
知識も深まり、非常に良い展示だった(少々、エロだけどね。
でも神話って、そ~ゆ~もんでしょ)。
神々が力強く表現され、解説に添えられている神話の内容ともども、
知識も深まり、非常に良い展示だった(少々、エロだけどね。
でも神話って、そ~ゆ~もんでしょ)。