RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

京都銀閣寺 ますたにラーメン室町店@新日本橋 2022年5月14日(土)

以前に行ったのは、移転リニューアル前の
日本橋店』との認識。

その時は《まぜそば》を食べており、
今日も今日とて、この蒸し暑さじゃあ、
フラッグシップの熱い汁モノは自分にはきついなぁ。

そして標題店は10:30~開店なのが有り難い。

加えて【中山道】沿いで目立つし、
【神田】【三越前】からも5分あれば着く。


店内は厨房を囲むL字型七席のカウンターと四人掛けのテーブル、
壁に向いた七席ほどのカウンター。

10:30の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は八。


券売機は店の外、向かって左側。

食したのは、
つけそば(中)。
値段は900円。

食券を渡すと
無料ライスサービスの確認がある。


7分ほどの待ちで先につけ汁が、
一拍遅れて麺が供される。

麺は右側、つけ汁は左側が
自分の定位置。
つけ汁はよほどのことが無い限り
器を持ち上げているし。


麺の方の盛り付けは、なかなか美しい。


チャーシューは花札大、薄めのロース肉が四枚。

ややパサ気味。濃いめの味が染みている。


メンマは茶系の色が付き、軟らか。
発酵香がする。


刻み海苔がたっぷり盛られている。

その下の麺は、細、ストレート、軽くカール。
透明感があり、つるつるしこしこ。

唇に当たる感触と喉越しは上々。
すっと歯が通る。

量は250gほどあるか。


つけ汁の表面には一面に背脂。
青葱と焦がし葱も量が多い。

その下には濃い琥珀色。
ラーメンと同じなら鶏出汁のハズだが、
随分と力強く鹹い。

麺を漬せば旨味も十分に乗り移る。

底には柑橘系の爽やかさも潜み、
葱を掬いながら一口二口を含む。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


徒に魚粉等を加味しないのは好ましい。
しかし、この系列で汁モノは食べる機会は
随分と先のコトになりそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横濱塩らー麺 本丸亭 新橋店@新橋 2022年5月13日(金)

五日前にオープンの新店。

【烏森通り】から路地に入り【桜田公園】の斜向かい。

嘗て@川崎に在った時に二度ほど行っており
優先度は低め。

虎ノ門にできた{ちゃん系}店と迷ったのだが
やはりこれだけ湿度が高くなると
冷たい一杯を欲してしまう。

店の前には贈花が多数並ぶ。
書かれている名前を見ると、
なかなかに凄い。

店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター。

11:05の入店で先客は二。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口右手でタッチパネル式。
加えて「現金不可」と入り口の扉にも貼られている。


食したのは、
本丸塩つけ麺。
値段は950円。

前二回も《つけ麺》だったので、
汁モノをと思っていたのだが、
やはり今日の気候だとね。


4分ほどの待ちで先につけ汁が、更に
1分ほどで麺が供される。

あ~、記憶にある通りのビジュアル。


チャーシューと春菊がウリだったよね。


チャーシューは大人の掌大、
5㎜厚の部位の異なるものが二枚。

縁はかりさくで芳ばしく、
中はジューシー。

すっと歯が通り、
もの凄く美味しい。

資金に余裕があれば、増したいが・・・・。


春菊はえぐみなく軟らか。
舌に刺々しくなく、この店のものは好きだな。

海苔は厚みがあって香りも良い。


麺は細、縮れ。透明感あり。
つるぷりで、ぷっつりと歯が通る。
口当たりも喉越しも良好。

量は200gちょっとあるかな。


つけ汁が入っている器は熱々で
最初のうちは手で持てないくらい。

くすんだ黄金色が美しい、
表面には、複数種の葱の緑と白が映える。

出汁の効いた塩味は、最初は薄く感じるものの、
次第に旨味がじんわりと染みて来て、
最後の方はたっぷりした満足感。

塩分を気にして、完飲はしなかったけど。


中には雲呑が一つ入っている。
オマケ的な位置付けか。

餡も詰まり、皮の面積も広く嬉しい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


寒くなったら、汁モノを食べに来ないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Misakiya@大森 2022年5月11日(水)

池上通り】から線路方面に石段を下った先の正式名称は
「山王小路飲食店街」も、地域住民にとっては「地獄谷」の方が通り名。

もっとも映画好きの自分にすれば
ミッドナイト・バス(2018年)〕で
小西真奈美』が営む料理屋が在った場所として記憶している。

原田泰造』演じる深夜バスの運転手に手酷い扱いを受け、
「こにたん を泣かせるなんて、許せ~~ん」と義憤を覚えたものだが、
それは別のハナシ。


で、その階段の前に置かれている看板に気付いたのは
数ヶ月前のコト。

随分と美味しそうなのだが、
なかなか谷に下る決心がつかずにいた(笑)。


標題店は階段を降り切って直ぐの左手。
二階に上がる必要があるのね。

店内は厨房と窓に向いた各三席のカウンター、
四人掛けのテーブルが一卓。

夜は「Singapore bar」になるらしい。

12:50の入店で先客は一。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後にカウンター越しに。

初志貫徹と思っていたのだが、
更に美味しそうな一杯が目に留まる。

食したのは、
3種乗せワンタンミー。
値段は1,000円。

ライス無料とのことなので
迷わずお願いする。
たぶん、量が少ないだろうと予測してのこと。


7分ほどの待ちで一式が黒塗りの盆に乗せられ供される。

麺の入っている器は兎も角、
ライスとスープの器は随分とキッチュとゆ~か
チープだ。


添えられているは、青唐辛子の酢漬けとのこと。
恐る恐る舐めてみると、全然辛くない、
程良い酸味が効いている。

味変で中途から掛けると、
味が全体的に引き締まる。


チャーシューは花札大、薄めのバラ肉が四枚。
で、これが馬鹿ウマ。
軟らかいし、味付けも良い感じ。
たっぷり増したいぞ。

その上には青葱がぱらり散らされている。

雲呑は餡が少なく、皮の食感を楽しむタイプ。
大ぶりなのは嬉しい。


青菜が一つまみ。
しゃくしゃく食感。


豚足にモミジ。
甘めの味付けで、身と皮と脂肪は
軟らかくぷるぷる。

でも、やはり骨が多いよね。


麺は極細、縮れ。
量は100gちょっとか。
かなりごわごわの食感。

味付けは、ウスターソースと言えばよいか、
まるっきり焼きそばを食べているよう。

麺の口当たりが、その思いを助長する。

それでいて汁もそこそこあるので、
なんとも不思議な気分になる。

やはり汁ナシだよねぇ。


ライスはジャスミンライスか。
良い香りがする。
量は少々。

スープは旨味たっぷりで、
これで《フォー》を作ったら
美味しいんじゃないか。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


とは言え、
《チャーシューワンタンミー》も食べたいし、
店内に掲示のあった《黒ゴマ冷やし担々麺》も食べてみたいぞ。

年内いっぱいが目標だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手打式自家製麺 メイドインヘブン@蒲田 2022年5月7日(土)

『めぐみ』の跡地に、六日前にオープンの新店。

『和渦@北品川』の三号店とのことだが
供される中身を見ると『MENクライ@大門』の、
二号店の方が近しいかも。

店内はストレート三席のカウンター、
二人掛けのテーブルが七卓。

10:57の店頭着で、既に
先頭客から入店中。

十一人ほどが吸い込まれたところで満員となり、
外待ち三人の後ろに接続。

待っている間、暇なので
店頭に置かれているボードを読んだり。

想いが溢れ出すのは判るのだが、
正直、言っている内容はあまり理解できず(苦笑)。


店の外に置かれている券売機で
食券は先買い。

食したのは、
大(350g)+味付け玉子。
値段は780+120で900円。

先の店で食べて、表示されている麺量ほどは
体感は無いと分かっているので、
大盛りを推奨。


11:15には入店。

その後食べ終わって出るまでの来客は五で、
以降の客足はぴたりと止まる。

時間が上手く合えば待つことはなかったようだし、
なによりも先客にはブロガーさんらしき人が多く、
味変の度毎や割りスープを入れる都度
麺リフトをし、写メと動画を撮ったりで、
こりゃ~時間が掛かるね。


着席から8分後に供された一杯。

黒字の店名と赤い雷紋が良い感じ。


チャーシューは大人掌大のロース肉が二枚。

ハムを思わせる歯触りと上質な味わい。


カイワレ、青菜、水に晒した微塵の生玉葱も添えられる。


attached(7,center)

メンマの色は、まるっきり麺と同化している。
軟らかくしなっとした口当たり。


トッピングの玉子の表面は濃い鼈甲色。
てかてかして、顔を近づけると映ってしまいそう。

半分に割れば、茹で加減は良好。
黄身は赤みを帯び、ねっとり濃厚な旨さ、
出汁の沁み具合も良好。


麺は極太、厚みある平、軽く捻じれ。

表面はでろんとし、唇にはやわやわとあたり、
もっちりとした噛み応え。

口の中ではらはらと溶けて行く。
相変わらず良く出来ている。

量は公称350gも加水率が高いから、
体感では300gないくらいか。


味付けは出汁醤油に油。

浙江省醤油のような捻りのある芳ばしい香りに
油が強めに効いている。

時としてピリ辛が走り、唇が次第にじんじんとする。
でも、耐えきれないほどじゃないな。

最後は割りスープのジャスミン茶を注ぎ、
丼の縁も綺麗にこそぎ完食。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


暖簾には「油そばの店」と染め抜かれているが、
この麺で《つけ麺》や《焼きそば》を作ると
どうなるんだろ?と、
思ったりもする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーメン豚嵐@蓮根 2022年5月5日(木)

【東口】に出て左手に、【蓮根駅前通り】を北上。
【高島通り】を渡れば、50mほど先の左手に黄色い看板がチラ見えする。

11:40の着で店内待ち六、外待ち二の後ろに接続する。

店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
壁に向いた一人用のテーブルが四卓。

食券先買いなので
入り口右手の券売機で

豚嵐まぜそば(300g)の食券を購入。
値段は900円。


4分後には店内待ちとなり、
食券の徴集と麺量・硬さの確認が。


更に12分待って着席、
3分後に「ニンニク入れますか」の声掛け。

デフォで入っていないようなので、
脂だけをお願いする。

野菜も増したいところだけど、量が多そうだし、
なによりも味が薄まっちゃうからなぁ。


そして供された一杯。

脂は塊りなのね。
それとデフォでも豚の自己主張が素晴らしい。


中央寄りには卵黄。
フライドオニオンもたっぷり。

野菜はほぼほぼモヤシに、ちょっぴりキャベツが一掴み。
汁モノなら増した方が良さそう。


豚は5㎝四方×2㎝厚のものが
五~六個入る。

舌で押しつぶせそうなほど軟らかく、
それでいて豚の味は抜けておらず、
久々に ネ申 認定。


麺は極太、平、ストレート
鍋焼き饂飩の形状。

普通でもかなりごわっとしており、
一方芯までムラなく茹り、粉っぽさは感じず。

色見も濃く、麦の旨味もたっぷり感じる。

量は、これで300gあるかなぁ。
同一ロットに、硬めやら、100gやら
色んな人が居たからな。


味付けは豚醤油で、鹹さの尖りなく、
旨味が強いもの。

丸みのある味で、全体的に軽めに感じるが。


食べ終わるのに7分ほどで、
当然のように一抜け。

なんなら、前ロットで配膳された人を追い越してるし。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


間違ってたら御免なさいだけど、店主さんはどうやら
『@新橋店』に居たドレッドヘアのお兄さん。

その後『@歌舞伎町店』の製麺室でも見かけたけど、
独立されたんだねぇ。


自分が食べ終わって出るまでの来客も十人ほどあり、
繁盛は結構なコト。


商品そのものも良いし、接客も丁寧だし
長く続くことを祈念しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かしわぎ@東中野 2022年5月4日(水)


【東口】に出て【駅前交番】脇の坂を下る。
地図上では【区検通り】となっているけれど、
街頭に掲げられているのは「東中野名店会」の看板。

11:15の着で既に二人の待ち。
その後開店までに七人ほどが列に付く。

店内は厨房に向いたストレート五席のカウンターに
四人掛けのテーブルが一卓。

以降も列はずんずんと伸び、
客足が途切れることはない。

11:23にはシャッターが上がり、
店内の待ち席に誘導。

定刻の11:30には暖簾が出され、
順次手指消毒ののち、入り口右手の券売機で食券購入。


食したのは、
塩ラーメン+替玉+味玉。
値段は680+100+100で880円。

今時、この値段でラーメンが食べられることに先ずは驚く。
後は、どんな商品が供されるかだが・・・・。


5分ほどの待ちで目の前に置かれた一杯。
チャーシューの存在感が凄いです。


大人の手の大きさの煮豚が一枚、
大人の掌大の焼豚が一枚。

何れも薄めのロースだが、食感も
薫りも異なる。手が込んでいる。


その上にはたっぷり青葱。


メンマは細く濃い色付き。
こりこり食感。


玉子の表面は薄い色付き。
半分に割れば黄身の色は赤み掛かり
茹で加減も上々。

ねっとり濃厚な旨味に、
味付けは酒粕のような発酵味。
抜群に美味しい。


麺は細、ストレート。
表面粗目でエッヂが立ち、ソリッドな質感。

ぱつんとし、さくりと歯が通る。

量は100gちょっとか。

「京都 麺屋棣鄂」の謹製と示されている。


スープは豚ベースの塩清湯。
表面には透明の油が厚めに張られ、その下には
ややくすみのある色味。

一口含めば、鹹さの尖りは無く、旨味には厚みがある。
「濃いようでしたら味の調整します」とのことだったが、
なんのなんの、このままで全然OKです。

もうずばずば啜っちゃいます。


頃合いを見て 替玉 をお願いすると、
硬さの調整に応じてくれるよう。

折角なので、硬め で。

瞬速で平皿で供される。

葱も足されているのは嬉しい。

食感はぱつぱつとなり、
歯の通りはさくさく。

この調整もイイ感じ。

味変用に「YUZUSCO」も出されたので
有難く使わせていただき、気持ち良く完飲する。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


素晴らしいコスパ
オマケに美味しいし。

ホスピタリティに溢れた対応も満足度高し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

The Minatoya Lounge@羽田空港第2ターミナル 2022年5月2日(月)

出張に行く機会もめっきり無くなってしまい、
空港にも、もう何年も足を踏み入れておらず。

当該店ができたのは知っていたけど、
自分には関係の無いコトと思っていた。
なんといっても、交通費が高くつくしね。

が、他にイベントが有り、それと合わせ技なら
個人的にはアリ、で。

その前に、腹ごしらえをしておこうとの算段。

場所は【第2ターミナル B1F マーケットプレイス 14】と書かれている。

ホームからエスカレーターを二つ上がり、
三つ目のエスカレーターの袂。

「ベンツ」の目印が有るので判り易い。

店内は中央に向かい合わせの長いカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブルも多数。
店外にも、テーブルと椅子は並んでいる。

11:05の入店時には六人ほどが
麺を啜っている。


券売機は入り口右手。

タッチパネル式で、空港従業員割引等も表示されるので
少々分かり難い。

食したのは、
冷たい肉そば。
値段は1,100円。

脇の受付に食券を提示すると
券をもぎり、カウンターに座る様に指示が。

この時点で22番目のよう。


7分ほどの待ちで番号を呼ばれるので
半券を提示して受け取り。

『Minatoya2』と同じビジュアル。

ただ刻み海苔の盛りが、若干多いかも。


横から見ても雄渾に盛り上がっている。
胡麻も量が多い。
葱は打ち切りか、随分ざくっとしている。


甘鹹く煮た牛肉はたっぷりで高評価。


麺は、中、やや細、ストレート。
エッヂが立った挽ぐるみで、
蕎麦の薫りはむんむんとし、
ごわごわの格闘感。

ずるっとは啜れず、はむはむと口に入れる。

ただ量は200gに足りないんじゃないか。


つけ汁は鹹さと甘味のベースに
辣油がしっかり効いている。

気を付けて食べないと噎せてしまいそう。


中途、玉子を割り入れると
温玉なのね。

崩さずにそのままつるっと呑み込んでしまう。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


値段も千円を超え、随分と懐に響く一杯。
天かすも常備されてないし。
あと、蕎麦湯は頼むと貰えるのかしら?

『@六本木』に行けばコンプリートだが、
さて、どうしたものやら。