6月22日~の季節限定販売。
アルコールは5°。
原材料に小麦由来のスピリッツは使われていても
独特のクセのある喉越しは薄め。
それよりも、嚥下した後に鼻に抜ける香りが
間違いなく爽快。
これならば、時として嗜んでも良いかなと
思わせるほどに。
店主のツィッターを見て、
本日が間借り営業実施日且つ
11:00~開店なのを確認し
いそいそと向かう。
店頭には告知のA看板。
11:10の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。
メニューは券売機の上に張られており
入店すると注文票を渡される。
それに〇印を付け、
合計金額を現金で前払い。
食したのは、
煮干しラーメン(冷)+大盛り。
値段は850+200で1,050円。
ホントは《冷やし味噌そば》を希望も
財布の中身を確認すると僅かに足りない体たらく。
ま、次の機会を待つだね。
オーダーから9分待って
白い丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
事前に大葉と茗荷が入る旨の確認があるけれど、
プラス微塵の紫玉葱もたっぷり浮遊、
青葱もちょこんと盛られている。
表面を透明な油が厚めに覆い、
煮干しの良い香りが立ち上がって来る。
チャーシューは異なる部位で二種。
方や低温調理でしっとり、もう片方は
すっと歯が通り皮も美味しい。
麺は細、ストレート。透明感あり。
表面はつるぷりで、するっと啜れるも
噛み応えはさくっと歯が通る、面白い食感。
スープの持ち上げは十全。
量は200gちょっとあるかな。
スープは煮干しが香る醤油。
表面に張られた煮干し油が、とりわけ芳ばしく
まったりさも良い具合に加味される。
動物系をベースにニボ感は激強ではなく、えぐみや臭みのない上品で
どちらかと言えばすっきり系。
中途
酢橘を搾り、摺り颪し生姜を入れ味変。
薬味類を追いかけながら、
ほぼほぼ完飲する。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
本店とこちらを上手く使い分けながら、
夏の間に冷たいメニューは制覇しようと思う。
本年5月のオープン。
ここは以前は確か『えび豚骨拉麺 春樹』が在った場所。
外見は{家系}っぽいし、
実際、中に入ればお好みは聞かれるし
小ライスも無料だし。
でも、店頭に掲示されているメニューは
随分と多いよね。
店内は厨房に向いた十二席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。
11:10の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。
券売機は入り口左手。
食したのは、
汁なしネギラーメン。
値段は750円。
食券を渡すとお好みを聞かれるので
ちょっと戸惑いながらも 麺カタメ だけをリクエスト。
その割には7分と意外と待って
白い丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
作成している作業を見ながら、
あっ、ちょっと失敗オーダーかもと思ってたんだが、
これって辛いやつじゃね?
赤みを帯びたモヤシと葱がたっぷりと盛られている。
細い拍子木状に切られたチャーシューも
そこそこの量入っている。
ともあれ、先ずは撹拌しないとね。
麺は中、やや細、ストレート。
一本の長さもかなりあり、
あまり{家系}らしくない見目。
表面は粗目。
全体的にはくったりとし、
それでいて芯には粉っぽさも残る
もっそりした食感。
量は250gくらいはありそう。
麺大盛1.5玉と書かれている額面通りね。
味付けはほぼほぼモヤシ&葱の赤みに頼っており、
それ以外にはカエシが少々入っているかどうか。
加えてその赤さの割に辛みは大したことなく、
この暑い最中にも、汗を滲ませずに食べ切れる程度。
なので味変ができるアイテムがあればよいのだが、
辛みがベースだと、意外と適応できるものがないのよね。
評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。
初手から変化球を食べてしまったので、
機会があればフラッグシップの《ラーメン》を食べるべきも
それなら『環2家』を優先するよなぁ、例え並ぶとしても。
以前に新橋の通りを歩いている時に
青森料理の居酒屋がランチタイムに《味噌カレー牛乳ラーメン》を供しているのを見たことが。
その時には、ホンマかいな、と思ったけど、
カップ麺になるほどメジャーな存在なのね、ご当地では。
商品説明にも「青森市民のソウルフード」と書かれているからには
もう間違いなし。
麺は一見ありがちも、湯戻し時間は5分と長め。
スープは二種で、
液体の方がミルク味、
粉末の方がカレー粉
との切り分け。
スープ投入前はこんな感じで。
チャーシュー、メンマ、葱が浮かぶ。
完成品はカレーのスパイシーさは勿論も、
乳脂のまったりした香りとコクが特徴的。
辛さだけじゃなく深みもあり
寒い時期にはぴったりと思う。
身体が暖まるし。
それをこの時期に食べている
自分もど~かと思うが。
てっきりレギュラーメニューと思っていた《冷麺》が
実は期間限定だと知り慌ててしまう。
店内はカウンターにテーブル席が多数。
11:05の入店時にはぱらぱらと散在する程度も、
その後は三三五五の来客で、席はかなり埋まる状態に。
オーダーは直接、会計は渡された伝票を持ち、
食後に店中ほどのレジで。
食したのは、
冷麺。
値段は640円。
オーダーから8分ほどで
受け皿に乗った丼に入った一杯が供される。
スープも麺も、きんきんに冷えている状態ではない。
何を置いても目を惹くのはキムチ。
かなり赤みがさしているけど、辛さはさほどでも。
白菜のしゃきしゃき感が残り、歯触りもまずまず。
胡瓜の切り方はかなり興醒め。
元の形が完全に残っている。
チャーシューは花札の半分程度の
薄めのバラ肉が一枚。満足感は低い。
味玉半分は硬めの茹で加減。
やや小ぶりも黄身は濃厚だし、
出汁の沁み具合も良好で、これは美味しい。
麺は細、捻じれ。
透明感はあり、表面はつるつるで、しこっとした噛み応えも
ラーメンのそれに近い食感。
焼き肉店で食べるものとは一線を画す。
量は150gはあるかな。
スープは動物系に和風出汁と酸味が感じられるさっぱり系。
しかしややクセのある香りで
あまり好きな方向性には非ず。
キムチの辛さでそれを糊塗し、
麺と具材は食べきる。
評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。
確かこの系列は、過去に二度ほど訪問したことがある記憶。
数多ある、界隈のラーメン店とは、
また違った立ち位置なのだろう。
【A2】出口から左手に。
ものの十歩でもう店頭。
店内は厨房を囲むL字型六席のカウンター。
11:35の時点で満員も
食券を買っている間に空きができる。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
券売機は店の外、左側。
食したのは、
つけ麺味玉。
値段は960円。
中に入って正式名称を確認すると
《濃厚魚介豚骨つけ麺》となっている。
食券を渡すと「並盛か中盛になります」とのことなので
迷わず中盛をお願いする。
並:200g、中:300gの麺量。
11分ほど待って
麺とつけ汁が同時にカウンター越しに渡される。
捻りが入った綺麗な盛り付け。
麺は中、やや細、ストレート。
一本は長め、断面は正方形。
表面は艶々と滑らか。
勢いよくずるっと啜れる。
心地好い口当たり、
むっちりした噛み応え。
喉越しもするっとしている。
量は確かに300g。
つけ汁の表面には白と緑のたっぷりの葱が浮かぶ。
粘度ややありで、麺への絡みも十分。
豚骨魚介はありがちな構成も、
苦みと芳ばしさが立つ面白い味付け。
甘みも軽めでほぼほぼ完飲してしまう。
中には乱角のチャーシューとメンマ。
チャーシューは麺の上に乗っているのと同じかな。
メンマはしゃくしゃくとした歯ごたえ。
チャーシューはトランプ大、7㎜厚のバラ肉が一枚。
軟らかくすっと歯が通り、尖りのある鹹さ。
表面は炙られ芳ばしい。
玉子の表面は薄く色付き
半分に割れば黄身がとろんと流れ出す。
黄身が濃厚で美味しい。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
『さとう』の店名は
以前にどこかで食べた記憶があったのだが
調べても出て来ず、気のせいかなぁ。
www.xn--n8jdb3d1e6azix9afc3e8d8584f7uh.jp