RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

手打ち式中華そば バラそば屋(3)@川崎アゼリア 2021年1月29日(金)

未食の{味噌}目当て。

 

やはり寒い季節はこれだよね、と思われ。


11:30の入店で先客は七。その後も客足は途切れることがなく
満員に近い状態が維持される

食したのは、
味噌バラそば+麺大盛。
値段は980+100で1,080円。

食券を渡してから5分ほどで
受け皿に乗った丼に入った一杯が供される。

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葱がずいっと盛りがっている。
それにしても凄い量。

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ただ下には
たっぷりモヤシが入っており嵩上げ。
それ自体は冷めていても
スープに漬かっている部分は熱々。

肉味噌もたっぷりね。


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自慢のチャーシューはトランプ大の薄めのバラ肉が複数枚。

野菜を取り巻くように配置。
軟らかいし濃いめの味も付いているけど
量はそんなに多くないかも。


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メンマは拍子木状で太め。
これも冷めてるね。

濃い色みでこりりとした歯応え。


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麺は中、やや細、平、ストレート。
表面は滑らかも一本は長めで
啜るには難渋する。

軟らかめの茹で加減で、もちもちの歯応え。

量は200g弱くらいあるかしら。


スープの味噌は尖りなく
ミルキーでまろやか。

一味のピリ辛が時として走り、
生姜と大蒜の味もちゃん知覚。

軟らかめの美味しさなので
くいくいと飲むのを躊躇わず。
八割方を頂いてしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


夏場には、何らかのカタチで 冷やし を供して欲しいなぁ。
その分、回転は悪くなるかもしれんが、その時分には
もうちょっと混雑は収まるんじゃないか。

 

ニュータッチ 凄麺 京都背脂醤油味

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「京都いいとこマップ」とのコラボ商品とのこと。
もう三年以上前の発売なのね。

 
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先入れはチャーシューとメンマのみ、
残りは全部後入れの仕様。
特に葱を後から入れる流れには驚く。


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麺はさほど太くはない、
それでも湯戻し時間は5分。


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出来上がりに葱を投入すれば
なかなかの盛り具合。


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チャーシューとメンマはオマケ程度。


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背脂を謳っている割には、それほどには目立たず。

ただ麺の食感は上々で、且つ
スープはいかにも即席麺の王道を感じるこっくりしたそれ。

 

麺屋 のスた(8)@大井町 2021年1月25日(月)

個人的な宿題の《細麺 醤油》を食べに。
スケジュールは店主のツイッターで告知されるので
予定が立て易いのが有り難い。

それでも入店してから
券売機に《太麺》のランプが灯ってないのを見て
踵を返す人もいるようだけど。

11:15の入店で先客は五。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口右手。

食したのは、
守 細麺 醤油。
値段は850円。

食券を渡してから7分ほどで供された一杯。

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入店した時からたちこめていた生姜の香りが
更にもわんと強く立ち上がる。


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チャーシューは
大人の掌大のロース焼豚と
トランプ大のバラ煮豚が各一枚。

前者は肉質が締まり歯応えが、
後者は軟らかくほろほろ。


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メンマは濃い色が付き量が多め。
こりこりした歯応え、甘めの味付け。


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麺は細、ストレート。
しなっとした食感で、さくりと歯が通る。

量は150gちょっとあるかな。


スープの表面には厚めに油の層。
当然のように生姜が効いている。
少し苦みを感じる醤油味とも好く合っている。

底に沈んでいるたっぷりの葱を追いながら
八割方を飲む。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


閉ざされた空間だった厨房が、いつの間にか改装、
壁の一部が切り抜かれ、透明な板で中が見える様になっている。

もっとも、中から客席が見える、
とも言うが(笑)。

 

自家製麺 麺屋 利八(4)@川崎 2021年1月23日(土)

四年振り四度目。

前回の訪問時も冷たい雨の降る
寒い日だった記憶。

それでも《つけ麺》を食べたんだよね。

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店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター。

13:00の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


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オーダーは各所に置かれているメニューを見て直接、
会計は食後にカウンター越しに。

食したのは、
味玉らぁめん。
値段は950円。


発注から9分ほどで
「お待たせしました」と
厚手の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。

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うんうん、このビジュアル。


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チャーシューは大人の掌大のロース肉が一枚。
さっと炙られほの温かい。


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メンマは極太の拍子木状が三本。
末広がりに置かれている。

すっと歯が通り、食感にばらつきが無い。


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トランプ大の海苔が三枚。
ぱりっとして香り善し。


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細かく刻まれた水菜の脇には味玉。

濃い色が付き、茹で加減も上々。
味が芯まで沁み、濃厚でもったりした口当たり。


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麺は中、ストレート。
外見はまるっきり饂飩。

表面は滑らかで啜り易い一方、
さくりと歯が通り、もっちりよりぽくぽく寄り。

量は200gほど。デフォでもそこそこお腹が膨れる。


スープは鶏を主体の動物系に乾物魚介、加えて
野菜で甘味ととろみを出しているかな。

色見の割に口当たりは軟らか。
こくっと含めば軟らかな旨味。

八割方を飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


たまたま、かもしれないが
この麺はやはり《つけ麺》の方が合うように思った。

 

炭火焼濃厚中華そば 倫道@新橋 2021年1月22日(金)

一ヶ月前にオープンの新店。

場所は【外堀通り】と【第一ホテル東京】に挟まれた
飲食店がごちゃっと集まったブロックの一角。

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店内は厨房に向いたストレート六席と壁に向いた二席のカウンター、
六人が向かえる大テーブル。

13:20の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客も二。

それにしても、一歩足を踏み入れた途端の
焼き魚の芳香が凄い。これだけでもう期待は増し増し。


券売機は入り口右手。

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食したのは、
炭火焼濃厚中華そば 鯖さば+和え麺。
値段は850+200で1,050円。

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蘊蓄を読みながら待っていると、
4分ほどで麺の入った丼と具材の乗った小皿がセットされ
四角い盆で運ばれる。

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見た目豪華。


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焼き葱は芳ばしく香りを立てている。

チャーシューは薄めの短冊大が二枚。


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微塵の生玉葱はたっぷり。

トランプ大の海苔二枚はパリッとしている。


具材が全て別皿なので麺の入った丼は極めてシンプル。

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『伊藤@東銀座』よりも更に引き算された、
所謂《かけラーメン》のよう。


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麺は細、ストレート。ざくざくとした食感。
濃厚な魚介にはまさにこれだよね、との
見本のような口当たり、歯の通り。

量は100gちょっとあり、『三河製麺』の麺箱が積まれている。


スープは魚介とゆ~か、焼き鯖の味そのもの。
尖りやえぐみ、苦みはなく、クセの強い旨味だけが上手に抽出されている。

粘度はありつつ、舌に当たる粒子は滑らかなので
喉に引っ掛かることもない。

久々に美味しく完飲。後を引く出来の良さ。


頃合いを見て《和え玉》を発注。
こちらは「開店記念特別価格」とも記されている。

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ラーメンと同じ丼で供される。
麺種も量も同じかな。

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具材も共通。ただチャーシューは小さめの乱角なのと、
味付けが油・魚粉の違いか。

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さっと混ぜ合わせて口に入れると・・・・、
おお!これはイイ。油がメインの判り易い味付けに、
具材が薬味の様に機能し、味が付加されている。

半分はそのまま、もう半分は残して置いたスープで
《つけ麺》風にすると異なる魚介の味が輻輳し更に良い感じに。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


残りの四品、鰯・鯵・鮭・茸を全て制覇したくなった。
味の違いを是非とも確かめてみたい。

 

札幌味噌ラーメン ひつじの木@大森 2021年1月20日(木)

野郎ラーメン』の跡地に一週間前にオープンの新店。
が、先達のレポによると、どうやら同じ系列らしい。
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店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター、
二人掛けのテーブルが四卓。

11:06の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。

コロナ対策は券売機脇の消毒液のみ。
ただ、カウンターには一席おきに案内する配慮はしている。


券売機は入り口左手。

食したのは、
白味噌らーめん+麺大盛。
値段は890+200で1,090円。

大盛が+200円とは随分と強気な設定。


食券を渡してから13分とかなり待って
変わった形の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。

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仕上げに熱せられた香味油がじゃっと回し掛けられ、
芳ばしさが立ち上がって来る。

野菜類の盛りも多くなるかと期待したら、
そんなことはないのね。


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モヤシとキャベツ、玉葱、薄切りの羊肉が炒められ、
その上には糸唐辛子。


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麺は中、やや細、捻じれ。
表面はつるりとし、噛めばむちっとした食感。
量は180gくらいはあるかしら。


スープは白濁した味噌で、味のベースは羊と
一口で判る。

臭みを抑える為だろうか、クミンの味わい。
大蒜や生姜もアクセント程度に入り、
加えてカレーを思わせるスパイシーさが時々舌を駆ける。

滑らかでまったりした口当たりは、軟らかく旨味たっぷり、
特徴があってなかなか美味しい。

麺を食べ終えて、八割方を飲む。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


でも値段がねぇ・・・・。

千円超でもさほどお腹が膨れないって、
ラーメンもホントにお高くなったものだなぁ。

 

ニュータッチ 凄麺 長崎ちゃんぽん

ブランドサイトを確認すると1月6日時点で欠品のお知らせが。
それほどの人気商品なの?と思わせる。


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表面には「長崎LOVERS」の文字。
一種のコラボなのかしら。


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先入れは かやく だけ、
粉末も液体もスープは共に 後入れ。


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湯戻し前の麺は食感を期待させるもの。
時間も5分と長め。


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スープ投入前の状態。
具材の色味は らしい なぁ。


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出来上がり。

なんといっても太麺のもちもちさが素晴らしい。
勿論、{ちゃんぽん}らしいぽくぽくさはないけれど。

スープもジャンクさを感じさせる風味がよく出ている。

総体的な再現度はなかなかのもの。