濃(ｺｸ)まろ 豚骨醤油ラーメン 蒲田 いっ家＠蒲田 2015年5月30日（土）

この一角は、ホントにラーメン屋さんが多い。

標題店は、『かのう』の手前の路地を右折して直ぐ。

店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター。
四人掛けのテーブルが三卓。

１１：３０の入店で先客は三、
その後食べ終わって出るまでの来客は二。

券売機は入り口右手。

《つけ麺》はありがちな豚骨魚介系だけだろうかと思っていたら

手前の黒板に書かれた文字に目が留まる。

ほう《まぜそば》《ざるらーめんば》があるんだ。
確かに、今日みたいに暑い日にはぴったりだな。
もっとも、一番フィットする《ビール》を
呑むわけにはいかないが。

食したのは、
ざるラーメン+麺増し。
値段は650+120で７７０円。

麺量は通常で170ｇ、中・大は
それが1.5玉→2玉になるとのことだが
《つけ麺》類でも同様なんだろうか。

五分後に、麺とつけ汁が目の前に置かれる。

うわ～、何という潔さ。ってゆ～かシンプル。
麺の上にはたっぷりの刻み海苔。
それ以外の具は一切見当たらない。

麺はやや細ストレート、僅かに捻じれ。
ちょっと短め。

表面は滑らかだが、かなりごわごわした食感。
芯がしっかりとあり、格闘感もある。

量はたっぷり300ｇ強はある。

「横浜丸高製麺別誂麺」の札が
カウンターの端に掛かっている。

つけ汁は醤油出汁。
氷も三個投入され、冷や冷や。

味醂由来と思われる甘みと
出汁の旨味。
丸味のある醤油。

まんま、蕎麦の汁として通用しそう。

中華系の麺とは反りが悪そうだが、
思いの外、あっている。
勿論、ベストマッチではないけれど。

で、つけ汁の中にも
葱と胡麻以外に具はナシ。

評価は、☆５点満点で３．０（☆☆☆）。

間違いなく、名は体を現わしているけれど、
他のメニューと比較すると
あまりにも落差があり過ぎじゃないか。

特に、通常の《つけ麺》と並べた時に。