RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺場voyage@京急蒲田 2014年4月6日(日)

場所は【京急蒲田】至近。

イメージ 1


当日は開店とほぼ同時11:30の店頭着。
先客はゼロ。食べ終わって出るまでの来客もゼロ。
繁盛店なのにどうしたことだ。
皆、花見に勤しんでいるのか。

二階もある様だが、一階は
厨房に向いた四席のカウンター、
四人掛けと三人掛けのテーブルが各一卓。

券売機は入り口の外、左手。

イメージ 2


食したのは、
つけ麺voyage(全部のせ)M。
値段は1,050円。


イメージ 3

イメージ 4


やがて供された一品。

しかし、どの角度から見ても
麺が見えないほど、びっしりと具が表面を覆っている。

チャーシュー、メンマ、玉子、そして大量の岩海苔。

イメージ 5


具の隙間から僅かに覗く麺をキチンと確認したくて、
岩海苔を丸ごとつけ汁に移すと・・・・、

イメージ 6



おお、漸く見えて来た。
下には澄んだ出汁も張られている。


麺は細ストレート。
まんま素麺だ。
姉妹店は蕎麦を思わせたが、
こちらは、和風のもう一方を想起させる。巧妙に仕組まれている。

やや絡み易い恨みはあるものの、喉越しは良好。
ぷっつりした噛み応えも上々。
量は300gは無い感じで、お腹が膨れるまでは行かない。

『菅野製麺所』の麺箱が積まれていた。


イメージ 7


つけ汁は美しく澄んでいる。
試しに一口含んでみると
表現は難しいが洋風な味わい。

しかし、麺に添えられている、
岩海苔、茸のチップ、緑色のペーストが加わると
味が徐々に変化する。

塩味や茸の旨味、麺が漬かっている魚系出汁の旨味と
味は徐々に複雑にはなるものの、
すっきりとした爽やかさにかわりはない。

極めて上手く計算されている。


具のチャーシューも素晴しい。
子供の掌大、薄目が二枚と量はないが、
芳ばしい薫り、牛舌を思わせる旨味と食感。
嘗て味わったことがない(ラーメン店では)。

メンマは、まんま筍。
しっかりと味付けされ、しかし素材の旨さが
ちゃんと残っている。
食感も発酵したメンマとの丁度中間。


イメージ 8


玉子は黄身がねっとりと琥珀色。
旨味も強く、上々の出来。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

いや、美味しかった。
あっさりとした中に、力強さもある。