RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

油そば 大黒屋@渋谷 2014年1月28日(火)

場所は【246】が通る、JRの高架下。
確か以前は定食屋さんだったと記憶している。

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店内はL字型六席のカウンター。
壁に張り付く様に、二人掛けのテーブルが一卓。

冬だとゆ~のに、入り口の戸は開け放してある。
それでも不思議と寒さは感じない。

11:15の入店で先客は二。
その後、食べ終わって出るまでの来客は八で、
外に待ちもできる。

と、言っても、六人連れの団体が一挙になだれ込んで来た為で、
普段であれば、この時間、さほどの混雑には、なっていないだろうに。

券売機は入り口左手。

油そば》一本やりだが、
味は、塩や辛味も用意されている。


食したのは、
特製油そば 大盛り。
値段は830円。

通常品は680円なので+150円が特製分。

大盛りは300gの麺量表示で並盛り(200g)と同料金。
W(たぶん400g)も+100円で用意されている。


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麺が見えないほど、具が一面に覆っている。

チャーシューは短冊様に切られ、
濃い味付け。芳ばしく炙られている。
軟らかく、かき混ぜている内に、ほろほろとカタチを失う。

メンマも太い短冊状。
こちらもしっかりとした味付け。
歯触りは軟らかく、さくりとして身の厚さを感じさせない。
上出来だ。

それ以外には、モヤシ、キャベツ、葱の野菜類。
量は多くない。

玉子も表面から濃い色。

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割って見れば、味はしっかりと沁み、
それでいて黄身がとろりと流れ出す。
素晴しい茹で加減。


これらを入念に混ぜ合わせる。

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麺は太、縮れ。
淡い麦色。
『朝日製麺所』の麺箱が厨房内に積まれている。
表面はやわやわとして見えるが、芯にはしっかりとコシアリで、
わしわしと格闘感満載で食べることになる。

量も、茹で前表示。まずはお腹が膨れた。


味付けは、鹹からず甘からず。醤油の尖りも無く
油も多すぎず、中庸な旨さで、飽きずに最後まで食べられる。



評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

直近で食べた《油そば》では最上の出来。
繁盛の理由も判る。

ただ、他に供されている並品を見た時に、
自分のチャーシューの盛りが、そんなに変わらなく見え、
ちょっと損した気分。

ちなみに、店頭の写真では、こんな感じだった。

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